2025年度 |
京都橘大学
文学部 日本語日本文学科 国際日本文化コース 2025年4月開設 |
定員 | 文学部 日本語日本文学科/85(95※)名(※2025年4月入学定員増計画中。( )内の数字は入学定員増後の人数を示します。計画内容は予定であり、変更することがあります。) |
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学費 (初年度納入金) |
2025年度納入金(予定)/119万4000円 |
アニメ・マンガなど、世界に評価される日本のサブカルチャーを学び、発信できる人材に
アニメ・マンガなど、世界中の人々に愛される日本のサブカルチャー。作品の価値を伝える「批評」、新たな作品を生み出す「創作」の2つの視点から、日本のサブカルチャーを深く学び、発信する力を育みます。
アニメ・マンガ・ゲーム・ライトノベルなど、日本のサブカルチャーは今や国を飛び越え世界中で愛されています。
しかし、作品の魅力を分析したり、伝えたりする分野が国内であまり育っておらず、人材も不足しています。
また、日本のサブカルチャーがきっかけで来日する外国人観光客も増えていますが、その受け入れ体制が整っておらず、発信地ならではの体験を届けられているとは言えない状況です。
文学部 日本語日本文学科に新設する「国際日本文化コース」では、作品の価値を分析し伝える「批評」、そして作品自体を新たに作る「創作」の二つのテーマを学びの柱として、これからの日本のサブカルチャーを牽引する人材を育成します。
作品の価値を世の中に伝える「批評」を学ぶ
「批評」と聞くと、悪い点ばかりを指摘するといったイメージを持っている方もいるかと思いますが、決してそうではありません。
批評とは作品の「価値」を見つけて、社会や人々に伝えることです。
日本のサブカルチャーはなぜ、こんなにも世界中から愛されているのでしょうか?
あなたはなぜ、作品を見て心を動かされたのでしょうか?
国際日本文化コースでは、時代・ジャンルを問わず、幅広い日本のサブカルチャー作品に触れながら、その理由を探ります。
歴史的な背景・現在の状況・他の表現や作品との繋がりなど、多角的な視点から作品の価値を分析し、社会が日本のサブカルチャーをもっと好きになるような魅力を発信する力を養います。
新たな作品を自分で生み出す「創作」を学ぶ
国際日本文化コースでは、「創作」そのものも学ぶことができます。
マンガ、イラストレーション、シナリオライティング、キャラクターデザインなど、自らの興味に応じたさまざまな表現に触れて、個々のクリエイティブなスキルを発展させながら、日本のサブカルチャーを深く追究することができます。
自らクリエイターをめざしたい方はもちろん、編集・広報・メディアライターといった仕事に就きたい方も、自ら作品を生み出す経験は決して無駄になりません。
制作する側の視点やプロセスを身をもって知ることで、作品がもつ魅力やテーマをどのようにすればもっと社会に伝えられるかを、具体的に考える力が身に付きます。
国際的な視点から見た、日本のサブカルチャーの魅力
日本はアニメ、マンガ、ゲームなどさまざまなサブカルチャーがもつ要素が融合し、独自のエンターテインメント文化を築いており、その独自性・斬新さによって、世界中で注目を集めています。
この魅力を深く理解し、より多くの人々に伝えるには、日本国内に目を向けるだけでなく、国際的な視点が不可欠です。
日本と海外の表現の特徴、市場やターゲットの違いなど、さまざまな観点から比較・検討し、私たちにとっての「当たり前」が、なぜ海外から評価されているのかを分析し、日本のサブカルチャーのさらなる可能性を見出し、日本と海外の懸け橋となる力を育みます。
他学部・学科から厳選した専門科目もクロスオーバーして学べる!
文理多彩な9学部15学科が集う総合大学である利点をいかし、他学部・学科から厳選した専門科目もクロスオーバーして学ぶことができます。
たとえば、文化経済学を学ぶことで、芸術や文化遺産を含む多様な文化現象を、経済的な側面から分析する力を身につけることができます。
また、プログラミングに関する知識・技能を学ぶことで、アニメ・マンガ・デジタルメディアの制作にいかすことができます。
さらに、観光学や広告・マスメディアなどの知識を取り入れることで、日本のサブカルチャーのビジネスとしての発展について、考えを広げられます。
学部・学科・コースの垣根を越えて学び、多角的な視点からアプローチできる人材をめざします。
所在地 | 〒607-8175 京都府京都市山科区大宅山田町34 |
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お問い合わせ先 | 075-574-4116(入学課) |
ホームページ | https://www.tachibana-u.ac.jp/admission/ |