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私立大学/宮城

ミヤギガクインジョシダイガク

ユーザーの視点から心地よい「居場所」を提案する先生

生活科学部 生活文化デザイン学科 厳 爽 教授
◆先生の取組み内容
故郷・中国で建築学を学び、就職した建築設計事務所で病院設計実務に携わりました。その際、医師や看護師、経営者の意見は取り入れられるものの、入院し、実際に治療やリハビリを受ける患者、つまり「ユーザー」の視点が無視されていることに疑問を感じました。建築家がユーザーの視点に立ち、ユーザーの立場で空間を考える「建築計画学」と出会った時の「これだ︕」、という思いが日本への留学のきっかけとなりました。高齢者施設の研究に興味を持ち、認知症高齢者や高齢者の住まい環境についての研究で学位を取得。現在は医療・福祉を軸に高齢者施設、医療施設、病院建築研究に携わっています。大学の教育では、どんな人でも安心できる「居場所」づくりを学生と一緒にチャレンジしています。


◆授業・ゼミの雰囲気
『快適な空間を作り、人の人生を豊かにする建築。女子の視点や気づき力で「居場所」を考える』

フィールドワークでは、病院等に行き、患者や利用者の行動を観察し、詳細に記録しています。女子学生は観察力が高く、人の気持ちに気づく事に長けています。近年は施設が複合化されたり、ライフサイクルの変化によって壁の少ない建築が多くなってきています。人間は常にどこかの空間にいるため、建築と離れて暮らすことはできません。その空間の全てが快適な場所となれば、生きている中でストレスが減り、楽しみが増えます。「建築は人の人生を豊かにすることができる」という思いを大切に、学生の自主性を生かせるゼミを心がけています。
宮城学院女子大学(私立大学/宮城)
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