特別支援教育の中でも「発達障害のある子ども」への教育が研究テーマです。小学校教員時代から支援をしてきましたが、特に「通級指導教室」の指導担当者になってからは、通常の学級に在籍しているが支援の必要な子どもたちが、どんなことに困っていて、どんな支援が必要なのか、アセスメントや指導方法などを学び、実践してきました。誰にも得意不得意があるように、子どもたちは一人ひとりみんな違い、支援の内容もさまざまです。発達障害のある子どもに必要な支援が届く教育は、ほかの子どもにとってもくらしやすく学びやすい、共生の環境づくりにつながります。多様な子どもたちへ多様な支援が当たり前になることを目指しています。
梅田先生原作のマンガ。発達障害のある子どもが学校で困りやすいケースや指導法が分かりやすく描かれている
教育学科ではない学生も受講できるリベラルアーツの講義は、前後期で約300人が受講。「正しく知ることで困っている人にどう手助けしたらよいか分かる」と学生たちの関心が高いです。児童教育専攻の専門教科ではさまざまな発達障害について動画やワークを用いて理解に繋げています。ゼミでは特別支援教育や、発達障害のある子どもについて特徴や配慮すべき指導法などを学びます。分からないことは分からないと言える場であることを大切に、興味あるテーマを深く学び、卒論として書き上げる過程が成長に繋がっていくよう指導しています。
卒論は修正を重ね、完成を目指す。励ましながら学生に伴走
発達障害について、「聞いたことがある」から「知っている」に一歩踏み込んでみませんか。知ることで関わり方が見えてきます。さらに関心を深めることができるのが大学です。一緒に学んで考えていきましょう。
小学6年生から大学3年生まで10年間バスケットボールをしていました。今でも体力と根性では負けません。
専門:発達障害教育、特別支援教育/岐阜大学教育専攻科修了。宮城県、仙台市の教員として20年勤務の後、仙台市発達相談支援センター主査として出向。(独)国立特別支援教育総合研究所への勤務を経て、2016年より現職。主な所属学会として(一社)日本LD学会常任理事(2010年~)、(一財)特別支援教育士資格認定協会理事長(2024年~)など。
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