名古屋市北区役所の保険年金課管理係として、国民健康保険料の納付窓口を担当しています。保険料のお支払いについてお困りの市民の方と接することが多く、時には保険料のことで納得していただけず苦心することもありますが、逆に「丁寧に教えていただきありがとうございます」と感謝の言葉をいただくこともあります。そんな時は、やはりやりがいを感じます。私たちは、地域住民の生活に密着したサービスを提供するため、チームとして働いています。そのため、お互いのコミュニケーションはとても大切だと思います。日頃の挨拶はもちろん、困っている人がいれば、積極的に声をかけるなど、お互い助け合って仕事をしています。
公務員を目指していた私にとって、キャリアセンターのスタッフの方たちから1年生の時より公務員試験合格に対してバックアップしてもらえたことや、親身なサポートを受けることができたのは心強かったです。また、ゼミで憲法を学んでいたのですが、いろいろなテーマに触れて発表する機会が多くあったので、プレゼン能力も上がり幅広い知識が身についたと思います。法学部で学んだ法律の基礎知識は、今の仕事に生きていると実感しています。
公務員として働くためには、自分の仕事を確実にこなしていくことも必要ですが、その時々に応じた臨機応変さや人との接し方も重要になってくると思います。また、学生時代はいろいろなことに挑戦できる時期なので、何事にもチャレンジするのが良いと思います。そうすることで視野が広がり、コミュニケーション力もアップしていきます。私は、アルバイトやゼミ、サークル活動などを通して、交友関係を広げることができました。学生時代に出会った友人たちとは、大学を卒業してからもお互いを助け合える良き仲間として接していくことができると思います。
名古屋市北区役所勤務/法学部 法律学科 卒/2021年卒/大学卒業後、名古屋市役所に入所。名古屋市役所を志望したのは、生まれも育ちも名古屋で、どんな働き方であれ将来は地元のために働きたいと思ったから。「今は、保険年金課管理係で保険料のお支払いのご相談に関する業務を担当していますが、同じ課のなかにも様々な担当があります。いろいろな業務を経験して、多くの仕事を覚えたいと思っています」。