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静岡県立大学、薬学部、静岡県病院薬剤師会と薬剤師養成等に関する協定を締結
2025/7/22
静岡県立大学 薬学部(学部長:吉成浩一)と静岡県病院薬剤師会(会長:渡邉学)は、薬剤師の養成と地域医療への貢献を目的とした連携協定を締結し、2025年6月9日、静岡県立大学にて両代表者が協定書に署名した。
静岡県の薬剤師数は、人口10万人あたり190.5人で、全国平均(202.6人)を下回っている(2022年現在)。特に病院薬剤師の不足が顕著。
厚生労働省が2023年6月に公表した「薬剤師偏在指標(都道府県・医療圏単位)」(注1)によれば、静岡県の病院薬剤師偏在指標は約 0.66、一方で薬局薬剤師指標は約 1.01となっている。
薬局薬剤師指標は全国16位と比較的高い水準であるのに対し、病院薬剤師偏在指標は全国40位にとどまり、病院薬剤師の養成と確保が喫緊の課題となっている。
両機関ではこれまでも連携して薬剤師養成に取り組んできたが、この協定により、薬学実務実習における相互協力や、医療薬学に関する情報交換、地域医療の発展に向けたさまざまな取り組みが、より組織的かつ継続的に実施される体制が整う。
今後は、両機関が有する知見とネットワークを活かし、静岡県内外で活躍できる優れた薬剤師の育成と、地域に根ざした医療体制の強化を目指す。
具体的な連携内容については、随時協議を行い、必要に応じて覚書を締結しながら、実践的かつ実効性のある取り組みを展開していく予定。
(注1)薬剤師偏在指標:ある地域の薬剤師数が、全国の標準(基準)に比べて多いか少ないかを示す「比率」。1より小さい場合は、薬剤師が不足していることを意味する。
■詳細リンク先(https://www.u-shizuoka-ken.ac.jp/news/20250617/)
静岡県の薬剤師数は、人口10万人あたり190.5人で、全国平均(202.6人)を下回っている(2022年現在)。特に病院薬剤師の不足が顕著。
厚生労働省が2023年6月に公表した「薬剤師偏在指標(都道府県・医療圏単位)」(注1)によれば、静岡県の病院薬剤師偏在指標は約 0.66、一方で薬局薬剤師指標は約 1.01となっている。
薬局薬剤師指標は全国16位と比較的高い水準であるのに対し、病院薬剤師偏在指標は全国40位にとどまり、病院薬剤師の養成と確保が喫緊の課題となっている。
両機関ではこれまでも連携して薬剤師養成に取り組んできたが、この協定により、薬学実務実習における相互協力や、医療薬学に関する情報交換、地域医療の発展に向けたさまざまな取り組みが、より組織的かつ継続的に実施される体制が整う。
今後は、両機関が有する知見とネットワークを活かし、静岡県内外で活躍できる優れた薬剤師の育成と、地域に根ざした医療体制の強化を目指す。
具体的な連携内容については、随時協議を行い、必要に応じて覚書を締結しながら、実践的かつ実効性のある取り組みを展開していく予定。
(注1)薬剤師偏在指標:ある地域の薬剤師数が、全国の標準(基準)に比べて多いか少ないかを示す「比率」。1より小さい場合は、薬剤師が不足していることを意味する。
■詳細リンク先(https://www.u-shizuoka-ken.ac.jp/news/20250617/)