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琉球大学の関連ニュース

琉球大学、県内企業とブランド商品開発
2020/4/13
2019度琉球大学ブランド商品開発のプレス発表が2020年3月25日(水)、琉球大学本部棟第一会議室にて行われた。



琉球大学では2016年度から、琉球大学の有する研究シーズ、事業アイディア、ノウハウ、ビジネスモデル、デザイン等の知的財産を活用した「琉球大学ブランド商品」の開発支援事業を実施し、本学研究者と県内企業、学生の連携による商品開発を行っている。今年度は、「ノビレチン+クッキー、そば、胡椒」と、「琉大ハニーグラノーラ」の発表を行った。



「ノビレチン+クッキー、そば、胡椒」は、琉球大学の研究成果である独自製法で抽出した沖縄産シークヮーサーの副産物(高純度ノビレチン粉末)を配合した3つの商品(1. 贅沢シークヮーサーポリフェノールクッキー、2. ノビレチン配合そば、3. シークヮ-サー胡椒)。



教育学部の照屋俊明教授、琉球大学学生、株式会社おおとり、株式会社沖縄リサーチセンター、株式会社 夢感動ファームが連携し開発した。照屋教授と株式会社沖縄リサーチセンター 山野様は「高純度ノビレチン粉末を抽出する琉球大学の技術を用いて、機能性の高い成分(ノビレチン)をサプリメントではなく、もっと手軽に摂取してほしいと思い、手に取りやすいような商品を開発しました。」と述べた。



商品開発に携わった農学部1年次の島袋優さんは、「地域に貢献したいという気持ちで商品開発に挑みました。そばと胡椒は、毎日の食卓にアレンジを加えやすく、健康的な生活を送る手助けになれば良いなと思っています。クッキーは、美味しくて機能性が高いことが特徴で、若年層向けの商品となっています。また、琉球大学の学生として地域貢献に繋がる活動を今後も増やしていきたい。」と述べた。



「琉大ハニーグラノーラ」は農業生産を体験する教育的課外活動「琉大まんぐろう部」に参加する学生が採蜜した琉球大学産の蜂蜜(琉大ハニー)を使った商品。農学部植物病理学研究室(田場聡教授・関根健太郎准教授)の農業病害虫防除効果を持つアワユキセンダングサの研究副産物でもある。



農学部の関根健太郎准教授、田場聡教授、琉球大学学生、株式会社ローカルランドスケープが連携し開発した。関根准教授と株式会社ローカルランドスケープ インターン生 松岡さんは「大学構内に咲くアワユキセンダングサと主な蜜源として、周年採蜜できる蜂蜜を使用したスイーツを開発しました。商品開発に参画した学生にとっては、ものづくりの過程を理解し、商品が生産者・製造者の作品であることを感じられる良い機会になったと思います。」と述べた。



商品開発に携わった農学部修士学生の斎藤明莉さんは、「蜂蜜の遺伝子から、どの植物を蜜源としたのかを確認できるところが面白いなと感じました。商品ロゴに関するデザイナーとの打ち合わせや、デザインについてのアンケートを実施したことも貴重な体験となりました。商品開発に取り組む上で、生産者が育てた原材料を商品にし、食べてもらった方に幸せを感じてほしいという気持ちを持つことが大切なことだと学びました。」と述べた。



今年度の開発商品については、今後、琉球大学生協での販売も目指している。



■詳細リンク先(https://www.u-ryukyu.ac.jp/news/12293/)
琉球大学(国立大学/沖縄)
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