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福井大学、医学部、地域健康学講座(寄附講座)を設置
2023/9/12
福井大学 医学部は、2023(令和5)年4月から5年間、福井県からの寄附により「地域健康学講座(寄附講座)」を設置する。寄附総額は約2億3千万円を予定。
県は以前より健康福祉センター(保健所)の業務を担う医師不足が課題となっており、今回のCOVID-19禍においてマンパワー不足による公衆衛生体制の脆弱性が顕著化した。現在、福井大学医学部には環境保健学講座が設置され、衛生学および公衆衛生学に関する教育および研究を行っているが、基礎医学領域であるため保健所で公衆衛生実務を担える社会医学領域の人材育成や派遣には至っていなかった。
そこで、公衆衛生に関する専門知識・経験を持ち、多職種・地域連携を学び、地域保健を推進できる広い視野を有する人材育成などを行うため、福井大学医学部に「地域健康学講座」を設置することとなった。
2023年3月30日に福井県庁で県健康福祉部服部和江部長と藤枝重治医学部長が出席し協定の調印を行った。藤枝学部長は挨拶の中で「公衆衛生の実務に長けた医師を育てていきたい」と抱負を述べた。
福井大学では、県内の地域医療を担う医師の教育拠点として、育成、研究を行い、地域医療の推進に寄与していく。
■詳細リンク先(https://www.u-fukui.ac.jp/news/89126/)
県は以前より健康福祉センター(保健所)の業務を担う医師不足が課題となっており、今回のCOVID-19禍においてマンパワー不足による公衆衛生体制の脆弱性が顕著化した。現在、福井大学医学部には環境保健学講座が設置され、衛生学および公衆衛生学に関する教育および研究を行っているが、基礎医学領域であるため保健所で公衆衛生実務を担える社会医学領域の人材育成や派遣には至っていなかった。
そこで、公衆衛生に関する専門知識・経験を持ち、多職種・地域連携を学び、地域保健を推進できる広い視野を有する人材育成などを行うため、福井大学医学部に「地域健康学講座」を設置することとなった。
2023年3月30日に福井県庁で県健康福祉部服部和江部長と藤枝重治医学部長が出席し協定の調印を行った。藤枝学部長は挨拶の中で「公衆衛生の実務に長けた医師を育てていきたい」と抱負を述べた。
福井大学では、県内の地域医療を担う医師の教育拠点として、育成、研究を行い、地域医療の推進に寄与していく。
■詳細リンク先(https://www.u-fukui.ac.jp/news/89126/)