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富山大学、株式会社ペルセウスプロテオミクスと共同研究に関する覚書締結
2022/7/21
富山大学は、株式会社ペルセウスプロテオミクスとスーパー中和抗体についての共同研究に関する覚書を締結した。
■ ポイント
1.富山大学は、株式会社ペルセウスプロテオミクス(以下「ペルセウス社」、本社:東京都目黒区、代表取締役社長:横川拓哉)および富山県(担当部門:衛生研究所ウイ ルス部および「くすりのシリコンバレーTOYAMA」創造コンソーシアム運営事務局) と、新型コロナウイルス感染症(以下「COVID-19」)の治療薬「スーパー中和抗体 (開発コード:UT28K)」についての共同研究に関する覚書を締結した。
2.富山大学は今後、ペルセウス社および富山県と共同でスーパー中和抗体 UT28K の実用化 に向けた開発を推進する。
■共同研究に関する覚書締結について
COVID-19 は様々な変異株が出現して主感染株が刻々と置き換わっており、日本国内の死者は累計で 3 万人を超えている。ワクチンには高い予防効果があるが、その有効性は 変異株の種類やワクチン投与後期間に依存する。経口治療薬も開発されているが、未知 の変異株に対する効果は不明であり、動物実験では催奇形性の報告があるため、妊婦等に用 いることは出来ない。従って、今後の更なる変異株出現に備えて、変異に依存せず、安全 かつ確実に治療可能な(国産の)治療薬の開発が必要。
こうした中、2022年5月12日に発表しましたとおり※1、富山大学先端抗体医薬開発センター、同大学和漢医薬学総合研究所、富山県衛生研究所ウイルス部、京都大学医生物学研 究所、北海道大学薬学研究院の共同研究グループは、富山大学が昨年取得し「スーパー中和 抗体」と命名したヒト型・モノクローナル中和抗体 UT28K が、新型コロナウイルス(SARS- CoV-2)の既存の変異株だけでなく、今後出現すると考えられる新たな変異株の感染も防ぐ 治療薬となり得ることを、実験的に確認した。
富山大学は UT28K の一刻も早い実用化のため、ペルセウス社を事業パートナーとして共 に実用化を推進すべく、このたびの契約の締結に至った。
■詳細リンク先(https://www.u-toyama.ac.jp/wp/wp-content/uploads/20220518.pdf)
■ ポイント
1.富山大学は、株式会社ペルセウスプロテオミクス(以下「ペルセウス社」、本社:東京都目黒区、代表取締役社長:横川拓哉)および富山県(担当部門:衛生研究所ウイ ルス部および「くすりのシリコンバレーTOYAMA」創造コンソーシアム運営事務局) と、新型コロナウイルス感染症(以下「COVID-19」)の治療薬「スーパー中和抗体 (開発コード:UT28K)」についての共同研究に関する覚書を締結した。
2.富山大学は今後、ペルセウス社および富山県と共同でスーパー中和抗体 UT28K の実用化 に向けた開発を推進する。
■共同研究に関する覚書締結について
COVID-19 は様々な変異株が出現して主感染株が刻々と置き換わっており、日本国内の死者は累計で 3 万人を超えている。ワクチンには高い予防効果があるが、その有効性は 変異株の種類やワクチン投与後期間に依存する。経口治療薬も開発されているが、未知 の変異株に対する効果は不明であり、動物実験では催奇形性の報告があるため、妊婦等に用 いることは出来ない。従って、今後の更なる変異株出現に備えて、変異に依存せず、安全 かつ確実に治療可能な(国産の)治療薬の開発が必要。
こうした中、2022年5月12日に発表しましたとおり※1、富山大学先端抗体医薬開発センター、同大学和漢医薬学総合研究所、富山県衛生研究所ウイルス部、京都大学医生物学研 究所、北海道大学薬学研究院の共同研究グループは、富山大学が昨年取得し「スーパー中和 抗体」と命名したヒト型・モノクローナル中和抗体 UT28K が、新型コロナウイルス(SARS- CoV-2)の既存の変異株だけでなく、今後出現すると考えられる新たな変異株の感染も防ぐ 治療薬となり得ることを、実験的に確認した。
富山大学は UT28K の一刻も早い実用化のため、ペルセウス社を事業パートナーとして共 に実用化を推進すべく、このたびの契約の締結に至った。
■詳細リンク先(https://www.u-toyama.ac.jp/wp/wp-content/uploads/20220518.pdf)