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国立大学/宮城

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東北大学、トヨタ自動車東日本、トヨタ自動車東日本×東北大学環境融和ものづくり共創研究所設置
2022/7/21
国立大学法人東北大学(所在地:宮城県仙台市、総長:大野 英男、以下、「東北大学」)とトヨタ自動車東日本株式会社(所在地:宮城県黒川郡大衡村、取締役社長:宮内 一公、以下、「トヨタ自動車東日本」)は、東北の資源・エネルギーの活用による持続的で柔軟なものづくりの実現を目的として、2022年4月1日に『トヨタ自動車東日本×東北大学環境融和ものづくり共創研究所』(以下「共創研究所」)(※1)を設置する。



今後両者は、強固な産学連携体制のもと、東北地域と共生し、東北の資源・エネルギーを活用した「持続的で柔軟なものづくり技術」を、産学の共創により目指す。



東北大学とトヨタ自動車東日本は、2012年より震災復興に向けた文部科学省・復興庁「東北発 素材技術先導プロジェクト」(2017年度終了)に共同参画し、トライボロジー(※2)に関わる研究を通じ相互連携を図ってきた。



2019年には共同研究講座「先端自動車トライボロジー材料研究(トヨタ自動車東日本)」を設立し、自動車の省エネルギーに寄与する材料研究を進めるとともに、より高効率なものづくり技術を目指し、ロボティクス分野での連携を行ってきた。



今回設置する共創研究所は、産学に留まらず行政や地域と共に、環境などの将来課題を考え、循環型ものづくりを行うための基盤研究を行う。さらに研究成果を元に、人や環境と調和したものづくり技術の社会実装を目指す。



両者は、共創研究所での部門横断的な産学連携活動を通じて、多様な人材や知見の柔軟な交流を図り,ものづくりを通じた持続可能な社会の実現に貢献していく。



【用語解説】

(※1)共創研究所

大学内に企業との連携拠点を設けるとともに、大学の教員・知見・設備等に対する部局横断的なアクセスを可能とすることで、共同研究の企画・推進、人材育成、および大学発ベンチャーとの連携をはじめとする多様な連携活動を促進する制度。



(※2)トライボロジー

機械のエネルギー効率、信頼性、耐久性などに直結する機械の動く部分で発生する摩擦や摩耗などの現象を対象とする「表面と接触面における科学技術」。



■詳細リンク先(http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2022/03/press20220331-02-kyousou.html)
東北大学(国立大学/宮城)
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