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国立大学/宮城

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東北大学、シャクアラ大学と部局間交流協定を締結
2020/1/6
東北大学は、シャクアラ大学と部局間交流協定を締結した。



2019年11月7日(木)、インドネシア・シャクアラ大学のRizal学長一行が災害科学国際研究所で開催された国際会議Aceh International Workshop and Expo on Sustainable Tsunami Disaster Recovery(AIWEST)@SENDAI2019出席のため東北大学を訪れ、災害科学国際研究所、工学研究科との部局間学術交流協定調印式を行ったほか、植木俊哉理事・副学長と面談を行った。



シャクアラ大学は、1960年に設立され、10学部を有するアチェ州最大の国立大学。2004年インド洋大津波において壊滅的な被害を受けた都市に位置する大学として、津波被災地の復興に取り組んできた。東北大学とは、2014年に災害科学国際研究所とシャクアラ大学数理科学部の間で部局間学術交流協定を締結し、2004年のインド洋大津波に加え、2018年9月にスラウェシ島で発生した津波、同年12月にスンダ海峡で発生した津波について共同研究を実施している。



今回一行が出席したAIWESTは、津波災害からの復旧をテーマとしてシャクアラ大学・津波災害軽減研究センター(TDMRC: Tsunami and Disaster Mitigation Research Center)が2005年から開催し、2016年からは東北大学の災害科学国際研究所が共催している会議で、今年は両大学からの参加者を中心に100名以上が出席し、盛大に行われた。



また、会議では、今回新たに締結されるシャクアラ大学と工学研究科との部局間協定の調印式と、今年で期間満了を迎える災害科学国際研究所との部局間協定更新にかかる調印式がそれぞれ行われた。会議での挨拶において、植木理事は、シャクアラ大学と東北大学が共に津波による大きな被害を受けた地域にある大学であり、これからも津波災害研究分野での両大学の協働が期待されること、さらに、今回新たに部局間協定が締結された工学分野においても互いの有する知見と資源を共有し、教育研究面でのますますの交流発展が望まれると述べた。



このあと引き続いて行われたRizal学長と植木学長との面談では、お互いの地域における高等教育をとりまく状況などについて活発な情報交換が行われた。



■詳細リンク先(https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2019/11/news20191119-02.html)
東北大学(国立大学/宮城)
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