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国立大学/東京・千葉・神奈川

トウキョウカガクダイガク

2024年10月1日 東京工業大学と東京医科歯科大学の統合により新設/[学校トップ][学部・学科コース]は旺文社「大学受験パスナビ」の内容に基づいています(2024年8月時点)

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東京工業大学、学生寮 南品川ハウスの集会室を国際交流推進のためリノベーション
2024/7/31
東京工業大学は、10寮の学生寮を提供しており、寮生の約6割は海外からの留学生となっている。



その学生寮の1つである南品川ハウス1階の集会室を寮生が交流しやすいようリノベーションし、今春オープンした。



約140平方メートルの広々とした空間をタイルカーペットの配色によってエリア分けし、スタディエリア、リラックスエリア、アクティブスエリアと用途別に3つのスペースで構成している。



1.スタディエリア

大きなラウンジテーブルと集中ソロブースを設置した。ラウンジテーブルは14席あり、空間に彩りを添えるフェイクグリーンを中央に置いたことで、向かい合わせに座ってもお互いが気にならず快適に学修できる。フェイクグリーンのボックスはコンセントを有し、パソコンを使いながら学修したいというニーズに応えた。集中ソロブースは四方を吸音機能付きのパネルで囲うことで、周りの音を気にすることなく課題に取り組むことができる。



2.リラックスエリア

従来から設置されていた大型TVに加え、ゆったりとしたソファやローテーブル、アクセントとしてスツールを設置し、寮に帰った時に立ち寄ったり、ちょっとした雑談やゲームができる憩いのエリアとした。学内から寄付のあったボードゲームはTV横のオープンラックに収納し、自由に使えるようになっている。



3.アクティブエリア

みんなで使用できる卓球台や電子ピアノを置き、また筋トレやフィットネス用の鏡が欲しいという学生のニーズにより、全身が映るフィルムミラーも設置した。ガラスの鏡ではないため割れる心配もなく、用途に応じて持ち運びが可能。



《学生寮の意義》

学生寮のコンセプトは「多様性を重視した教育支援」であり、多様な文化を背景とした寮生たちが、共同生活を通して国際感覚を育むことを目指している。



2018年4月に開寮した男子学生寮の南品川ハウスは、3つの個室と共有部分(ダイニングキッチン、トイレ、シャワールーム)で構成されるユニットタイプの施設で、55ユニット(165室)という比較的大きなキャパシティを生かして毎年多くの学部新入生や短期交流学生を受け入れている。



日本人学生と留学生が共同で生活しているため、日常的に異文化コミュニケーションの機会を得ることが可能。



初めて一人暮らしをする日本人学生は、大学生活をしながら自炊や共有部の清掃など、今までにない経験に直面することもある。また、初めて日本に来た留学生は、日本のルール(ごみ捨てなどの日常生活習慣や食文化)が分からず、相談できる親しい友人もいない状態で、ユニットメイトと仲良くなりたいと思っても、互いに母語が英語でない場合には、会話に心理的ハードルを感じることもあるかもしれない。



寮生には日々の生活の中で生じるこのような状況を問題の解決・異文化理解のチャンスと捉えてもらうことで、学生寮は単なる共同生活の場ではなく、対話を通して交流を深め、国際性を養う社会経験を期待する場ともなっている。



東工大学生支援課では、寮生が生活を楽しめるようにサポートを行うとともに、学生がより付加価値を感じることができる学生寮の運営に取り組んでいく。





詳細リンク先(https://www.titech.ac.jp/news/2024/069602)
東京科学大学(国立大学/東京・千葉・神奈川)
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