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千葉大学、学生が「若者の心をお茶色に染める」をテーマに共同研究 成果が新製品に
2023/8/29
千葉大学工学部・融合理工学府のデザインマネージメント研究室の学生らが、株式会社伊藤園(以下、伊藤園)と共同研究を行い生まれた製品「お~いお茶 〇やか(まろやか)」が、5月29日から伊藤園より販売開始された。
伊藤園とデザインマネージメント研究室は、「若者の心をお茶色に染める」をテーマに、様々な体験によりお茶について理解を深めながら、若者世代の価値観と飲料とのつながりを探るなどの共同研究プロジェクトを進めている。このたび、プロジェクトの延長で、若者世代が日常の休息シーンで必要とするお茶を伊藤園と学生がともに考え、製品化に至った。 こうして生まれた「お~いお茶 〇やか(まろやか)」は、学生が実際に茶畑を訪れて体験した「爽やかな香りとまろやかなあまみ」を引き出した味わいを特徴としており、パッケージなど製品を象徴するアイコンには、若い世代に馴染みがある形として学生が提案した「スーパー楕円」が採用されている。
5月26日に行われた新商品発表会には千葉大学の学生も登壇し、プロジェクトリーダーをつとめた柴崎さんは「共同研究を通して、お茶を飲んで頭がすっきりした体験や、茶畑でいただいた水出しのお茶の甘さへの驚きなど、お茶についての気づきを沢山得ることができました。スマホからの情報で溢れる私たちにとってお茶を飲むことは、情報からの息継ぎになるのではと考え、このような体験から『SNS疲れを感じている若者に飲んでほしいお茶』ができました。」と開発にかけた思いを語った。
【プロジェクト参加学生・指導教員のコメント】
<千葉大学大学院 融合理工学府 創成工学専攻 デザインコース 修士2年>
・柴崎真里
「始めは年齢や立場が違う人に自分たちの考えを伝えることに苦戦しながら、先生からの指摘を受けとめ、伝え方の工夫を重ねてメンバー全員でお茶プロジェクトに向き合いました。そうして週に一回の打ち合わせを重ねるうちに、だんだんと伊藤園さんと学生の考えが一つにまとまっていく感覚がとても楽しかったです。両者が試行錯誤しながら寄り添いあっていくことで、今回の「お~いお茶 ◯やか」を共創できたと思っています。商品販売に関して全く知識が無い私たちの意見を尊重してくださったことに感謝しています。この経験を今後の活動に活かしていきたいです。」
・栗尾倭
「実際に販売される商品の開発に関われたことが新鮮で楽しかったです。広告代理店とのミーティングなどに参加させていただく機会もあり、そこで大学内では知ることのできない商品開発の一面を覗くことができ、多くの学びを得ることができました。」
・西尾伊織
「これまで4年間にわたってプロジェクトを続けてきたことで、若者のお茶に対する価値観を深めていけたと思います。今回、それを目に見える形としてひとつ実現できたことを嬉しく思います。」
<千葉大学大学院 融合理工学府 創成工学専攻 デザインコース 修士1年>
・橋本俊作
「これからも伊藤園との産学共同を通じて、実践的な挑戦を続けていけるように頑張りたいです。」
<千葉大学 工学部 総合工学科 デザインコース 学部4年>
・松本ななみ
「大学での学びが実社会でどう繋がるのか体感できたのが貴重な経験でした。普段の学びも改めて精進していきたいと感じました。」
・齋藤可南子
「記者会見にも参加させていただき、CMに出演している方々のお茶の感想を実際に伺うことができて嬉しかったです。」
<指導教員>
・デザイン・リサーチ・インスティテュート 教授 渡邉慎二
「一人の力で新しい価値を創造することが難しい時代。多様な立場や才能を巻き込み、共に創り上げていく「共創のデザイン」。今回は実践的な活動であり学生にはいい経験です。」
■詳細リンク先(https://www.chiba-u.ac.jp/others/topics/info/post_1198.html)
伊藤園とデザインマネージメント研究室は、「若者の心をお茶色に染める」をテーマに、様々な体験によりお茶について理解を深めながら、若者世代の価値観と飲料とのつながりを探るなどの共同研究プロジェクトを進めている。このたび、プロジェクトの延長で、若者世代が日常の休息シーンで必要とするお茶を伊藤園と学生がともに考え、製品化に至った。 こうして生まれた「お~いお茶 〇やか(まろやか)」は、学生が実際に茶畑を訪れて体験した「爽やかな香りとまろやかなあまみ」を引き出した味わいを特徴としており、パッケージなど製品を象徴するアイコンには、若い世代に馴染みがある形として学生が提案した「スーパー楕円」が採用されている。
5月26日に行われた新商品発表会には千葉大学の学生も登壇し、プロジェクトリーダーをつとめた柴崎さんは「共同研究を通して、お茶を飲んで頭がすっきりした体験や、茶畑でいただいた水出しのお茶の甘さへの驚きなど、お茶についての気づきを沢山得ることができました。スマホからの情報で溢れる私たちにとってお茶を飲むことは、情報からの息継ぎになるのではと考え、このような体験から『SNS疲れを感じている若者に飲んでほしいお茶』ができました。」と開発にかけた思いを語った。
【プロジェクト参加学生・指導教員のコメント】
<千葉大学大学院 融合理工学府 創成工学専攻 デザインコース 修士2年>
・柴崎真里
「始めは年齢や立場が違う人に自分たちの考えを伝えることに苦戦しながら、先生からの指摘を受けとめ、伝え方の工夫を重ねてメンバー全員でお茶プロジェクトに向き合いました。そうして週に一回の打ち合わせを重ねるうちに、だんだんと伊藤園さんと学生の考えが一つにまとまっていく感覚がとても楽しかったです。両者が試行錯誤しながら寄り添いあっていくことで、今回の「お~いお茶 ◯やか」を共創できたと思っています。商品販売に関して全く知識が無い私たちの意見を尊重してくださったことに感謝しています。この経験を今後の活動に活かしていきたいです。」
・栗尾倭
「実際に販売される商品の開発に関われたことが新鮮で楽しかったです。広告代理店とのミーティングなどに参加させていただく機会もあり、そこで大学内では知ることのできない商品開発の一面を覗くことができ、多くの学びを得ることができました。」
・西尾伊織
「これまで4年間にわたってプロジェクトを続けてきたことで、若者のお茶に対する価値観を深めていけたと思います。今回、それを目に見える形としてひとつ実現できたことを嬉しく思います。」
<千葉大学大学院 融合理工学府 創成工学専攻 デザインコース 修士1年>
・橋本俊作
「これからも伊藤園との産学共同を通じて、実践的な挑戦を続けていけるように頑張りたいです。」
<千葉大学 工学部 総合工学科 デザインコース 学部4年>
・松本ななみ
「大学での学びが実社会でどう繋がるのか体感できたのが貴重な経験でした。普段の学びも改めて精進していきたいと感じました。」
・齋藤可南子
「記者会見にも参加させていただき、CMに出演している方々のお茶の感想を実際に伺うことができて嬉しかったです。」
<指導教員>
・デザイン・リサーチ・インスティテュート 教授 渡邉慎二
「一人の力で新しい価値を創造することが難しい時代。多様な立場や才能を巻き込み、共に創り上げていく「共創のデザイン」。今回は実践的な活動であり学生にはいい経験です。」
■詳細リンク先(https://www.chiba-u.ac.jp/others/topics/info/post_1198.html)