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千葉大学、学生が発案した長柄町の新しい特産品 「ながらとガラナ いろはにほへと」が完成
2020/3/19
千葉大学と長柄町は、町内に本社・事業所を置くジャパンフーズ株式会社、株式会社ナリヅカコーポレーション、リソル生命の森株式会社と共同で、長柄町の新しい特産飲料「ながらとガラナ いろはにほへと」を開発・製造した。今回生産した 6 万本は、2020 年 2 月から長柄町の PR を目的として、町や大学が主催するイベント等で無償配布する。販路の検討をおこない、2021年4月以降に商品として販売を予定している。
「ながらとガラナ いろはにほへと」は、人口減少に直面する千葉県長柄町を PR する目的として、千葉大学特任助教で長柄町のタウンアドバイザーを務める田島翔太が中心となり、千葉大学の学生たちが企画、開発、デザインをおこなった。「スッキリとした喉ごし」と「ガラナ特有の風味」を特徴とした炭酸飲料で、町や大学が主催するイベント、都内での移住フェアなどで配布される。
開発にあたり、町内の本社工場で飲料の受託生産事業をおこなうジャパンフーズ株式会社が味づくりのサポートや試作品の制作、ならびに商品の製造を担当した。原料となるガラナエキスの製作は、町内に飲食料の香料やフレーバーの開発・製造のセンターを置く株式会社ナリヅカコーポレーションが担当した。また、年間20万人以上が訪れる町内の総合健康スポーツリゾート「リソル生命の森」が商品の配布、PRで協力する。
○開発経緯
千葉大学と長柄町は、2015年度から文部科学省「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(通称 COC+)」による連携協定を結び、国の地方創生事業の一環である「生涯活躍のまち(日本版 CCRC)」事業に取り組んでいる。これまで移住定住プログラムの策定や移住ガイドブックの作成など、千葉大学との共同によるまちづくりを展開してきた。COC+事業の最終年度にあたる 2019年度に特産飲料開発に着手することとし、町内事業者とともに検討を重ねてきた。開発にあたり、次世代を担う若者の新しい発想で町を PR したいとの思いから、千葉大学の学生を募り、企画から開発、デザイン、プロモーション戦略の策定まで一貫しておこなった。参加した学生は、若者による地域課題解決を特徴とする千葉大学発ベンチャーの株式会社ミライノラボに登録する学生研究員が中心となったほか、千葉大学普遍教育科目「ローカル・プロジェクト実習 D」を履修する学生が加わり、学部・学科・学年を問わず領域横断で取り組んだ。
製品について
■ コンセプト
「ながらとガラナ いろはにほへと」は、『長柄町の中と外の人々をつなぎ、その新たな関係性から長柄町の新しい物語のきっかけとなること』をコンセプトとして開発された長柄町の特産飲料。
■ 味
目指したのは、「スッキリとした喉ごし」と「ガラナ特有の風味」を感じることのできる製品。甘過ぎず爽やかに飲むことができ、ガラナ特有の風味を感じながらもクセを抑え、幅広い年代に好まれるようにした。ジャパンフーズ、ナリヅカコーポレーションの協力のもと、何種類もの試作品を開発し、最終的に 3 種に絞った上で、2019 年 7月にリソル生命の森にて実施した試飲会等を経て、味が決まった。
■ 商品名
新しい物語のスタートを感じる「いろはにほへと」を用いて、「ながらとガラナ いろはにほへと」と命名した。
■ デザイン
缶のデザインは、長柄町の史跡である長柄横穴群で発見された壁画から着想を得てイメージしました。長柄町の新たな物語の「始まり」や「起源」を、壁画から連想される人々の生活の始まりという意味で隠喩した。
担当者のコメント
■ 千葉大学コミュニティ・イノベーションオフィス 特任助教 田島翔太
長柄町では、産官学連携による「大学連携型生涯活躍のまち(健康まちづくり)」を推進しています。長柄町の自然豊かで健康な暮らしをより多くの人に知ってもらえるように、学生の自由な発想と豊かな感性で商品づくりに取り組みました。多くの関係者様の協力に心より御礼申し上げます。
■ 千葉大学文学部 4 年 塩谷桃加
ガラナは元気みなぎる、不老長寿のドリンクです。長柄町の生き生きとした人の営みをあますところなく伝えられる飲料はないかと考えているときに、 「ながら」の 3文字全てを含む「ガラナ」が頭に浮かびました。ガラナは北海道で親しまれているというイメージが一般的です。しかし、「なぜ千葉県で?」という引っ掛かりが、長柄町と多くの方々が出会うきっかけになることを願っています。
■ 長柄町役場企画財政課企画制作係 係長 石渡広明
千葉県の中房総に位置する千葉県長柄町(人口 6,880 人)は、人口減少と昨年の台風 15 号の停電および台風 21 号に関連する大雨災害によって甚大な被害を受けました。本事業をきっかけに町の知名度アップにつなげ、町の振興・復興につなげたいと考えています。
■詳細リンク先(http://www.chiba-u.jp/general/publicity/press/files/2019/20200212nagara.pdf)
「ながらとガラナ いろはにほへと」は、人口減少に直面する千葉県長柄町を PR する目的として、千葉大学特任助教で長柄町のタウンアドバイザーを務める田島翔太が中心となり、千葉大学の学生たちが企画、開発、デザインをおこなった。「スッキリとした喉ごし」と「ガラナ特有の風味」を特徴とした炭酸飲料で、町や大学が主催するイベント、都内での移住フェアなどで配布される。
開発にあたり、町内の本社工場で飲料の受託生産事業をおこなうジャパンフーズ株式会社が味づくりのサポートや試作品の制作、ならびに商品の製造を担当した。原料となるガラナエキスの製作は、町内に飲食料の香料やフレーバーの開発・製造のセンターを置く株式会社ナリヅカコーポレーションが担当した。また、年間20万人以上が訪れる町内の総合健康スポーツリゾート「リソル生命の森」が商品の配布、PRで協力する。
○開発経緯
千葉大学と長柄町は、2015年度から文部科学省「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(通称 COC+)」による連携協定を結び、国の地方創生事業の一環である「生涯活躍のまち(日本版 CCRC)」事業に取り組んでいる。これまで移住定住プログラムの策定や移住ガイドブックの作成など、千葉大学との共同によるまちづくりを展開してきた。COC+事業の最終年度にあたる 2019年度に特産飲料開発に着手することとし、町内事業者とともに検討を重ねてきた。開発にあたり、次世代を担う若者の新しい発想で町を PR したいとの思いから、千葉大学の学生を募り、企画から開発、デザイン、プロモーション戦略の策定まで一貫しておこなった。参加した学生は、若者による地域課題解決を特徴とする千葉大学発ベンチャーの株式会社ミライノラボに登録する学生研究員が中心となったほか、千葉大学普遍教育科目「ローカル・プロジェクト実習 D」を履修する学生が加わり、学部・学科・学年を問わず領域横断で取り組んだ。
製品について
■ コンセプト
「ながらとガラナ いろはにほへと」は、『長柄町の中と外の人々をつなぎ、その新たな関係性から長柄町の新しい物語のきっかけとなること』をコンセプトとして開発された長柄町の特産飲料。
■ 味
目指したのは、「スッキリとした喉ごし」と「ガラナ特有の風味」を感じることのできる製品。甘過ぎず爽やかに飲むことができ、ガラナ特有の風味を感じながらもクセを抑え、幅広い年代に好まれるようにした。ジャパンフーズ、ナリヅカコーポレーションの協力のもと、何種類もの試作品を開発し、最終的に 3 種に絞った上で、2019 年 7月にリソル生命の森にて実施した試飲会等を経て、味が決まった。
■ 商品名
新しい物語のスタートを感じる「いろはにほへと」を用いて、「ながらとガラナ いろはにほへと」と命名した。
■ デザイン
缶のデザインは、長柄町の史跡である長柄横穴群で発見された壁画から着想を得てイメージしました。長柄町の新たな物語の「始まり」や「起源」を、壁画から連想される人々の生活の始まりという意味で隠喩した。
担当者のコメント
■ 千葉大学コミュニティ・イノベーションオフィス 特任助教 田島翔太
長柄町では、産官学連携による「大学連携型生涯活躍のまち(健康まちづくり)」を推進しています。長柄町の自然豊かで健康な暮らしをより多くの人に知ってもらえるように、学生の自由な発想と豊かな感性で商品づくりに取り組みました。多くの関係者様の協力に心より御礼申し上げます。
■ 千葉大学文学部 4 年 塩谷桃加
ガラナは元気みなぎる、不老長寿のドリンクです。長柄町の生き生きとした人の営みをあますところなく伝えられる飲料はないかと考えているときに、 「ながら」の 3文字全てを含む「ガラナ」が頭に浮かびました。ガラナは北海道で親しまれているというイメージが一般的です。しかし、「なぜ千葉県で?」という引っ掛かりが、長柄町と多くの方々が出会うきっかけになることを願っています。
■ 長柄町役場企画財政課企画制作係 係長 石渡広明
千葉県の中房総に位置する千葉県長柄町(人口 6,880 人)は、人口減少と昨年の台風 15 号の停電および台風 21 号に関連する大雨災害によって甚大な被害を受けました。本事業をきっかけに町の知名度アップにつなげ、町の振興・復興につなげたいと考えています。
■詳細リンク先(http://www.chiba-u.jp/general/publicity/press/files/2019/20200212nagara.pdf)