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鹿児島大学、水産学研究科の学生が日本初記録の大型カマス科魚類を発見、「ヤシャカマス」と命名
2020/4/13
鹿児島大学大学院水産学研究科修士2年の森下悟至さんはこれまでインド洋からのみ知られていたカマス科魚類Sphyraena arabiansis(スフィラエナ・アラビアンシス)が日本にも分布していることを発見した。
カマス科魚類は各種の形態がよく似ており同定が難しいグループだ。本種は2015年に新種記載され、インド洋のアラビア海からのみ記録されていた。
森下さんはカマス科魚類の包括的な研究を行っている過程で,2018年9月に内之浦湾で定置網によって漁獲された個体が、本種であることを突き止めた。
また、国内の研究機関の所蔵標本を調査したところ、宮崎県、神奈川県、ニューカレドニアからも標本が見つかり、本種が日本を含む西太平洋にも広域に分布していることが明らかになった。
本種は全長1 mを超える大型の種で、オニカマスS. barracuda(スフィラエナ・バラクーダ)と形態的に酷似しますが、頭部と体側の鱗が細かい、上顎が短いことなどで区別される。
本研究の成果は、日本魚類学会が発行する魚類学雑誌電子版で2020年3月24日に出版され、本種に新標準和名「ヤシャカマス」(夜叉カマス(魚へんの漢字))が提唱された。
これは本種の強面な風貌がタイプ産地であるインドの古代神話に登場する鬼神「夜叉」を思わせることに由来する。
大型のカマス科魚類にはシガテラ毒をもつ種もいる。本種の毒性については現在のところ不明だが,今後研究が進むにつれて明らかになることが期待される。
■詳細リンク先(https://www.kagoshima-u.ac.jp/topics/2020/03/post-1684.html)
カマス科魚類は各種の形態がよく似ており同定が難しいグループだ。本種は2015年に新種記載され、インド洋のアラビア海からのみ記録されていた。
森下さんはカマス科魚類の包括的な研究を行っている過程で,2018年9月に内之浦湾で定置網によって漁獲された個体が、本種であることを突き止めた。
また、国内の研究機関の所蔵標本を調査したところ、宮崎県、神奈川県、ニューカレドニアからも標本が見つかり、本種が日本を含む西太平洋にも広域に分布していることが明らかになった。
本種は全長1 mを超える大型の種で、オニカマスS. barracuda(スフィラエナ・バラクーダ)と形態的に酷似しますが、頭部と体側の鱗が細かい、上顎が短いことなどで区別される。
本研究の成果は、日本魚類学会が発行する魚類学雑誌電子版で2020年3月24日に出版され、本種に新標準和名「ヤシャカマス」(夜叉カマス(魚へんの漢字))が提唱された。
これは本種の強面な風貌がタイプ産地であるインドの古代神話に登場する鬼神「夜叉」を思わせることに由来する。
大型のカマス科魚類にはシガテラ毒をもつ種もいる。本種の毒性については現在のところ不明だが,今後研究が進むにつれて明らかになることが期待される。
■詳細リンク先(https://www.kagoshima-u.ac.jp/topics/2020/03/post-1684.html)