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群馬大学、理工学部環境創生理工学科の学生「第75回セメント技術大会」優秀講演者賞受賞
2021/9/23
理工学部環境創生理工学科 社会基盤防災コース コンクリート工学研究室4年 橋田美知花さんが、第75回セメント技術大会において優秀講演者賞を受賞した。
論文名は「高温履歴を受ける天然繊維混入型PCはりの爆裂抑制効果」。
セメント技術大会は例年約160件の研究発表がある。研究発表の内容は、セメント化学、建築、土木分野と多岐にわたり、約700名の研究者が参集し、活発な質疑応答が行われている。
2002年から行っている優秀講演者表彰制度は、大会全体の活性化と若手研究者・技術者(35歳以下)の研究奨励を目的としていて、
1.講演要旨のわかりやすさ
2.プレゼン資料の表現
3.発表の方法
4.時間配分の適切さ
5.発表時間
6.質問に対する回答の的確さ
7.発表態度
8.研究内容のレベルについて審査を行い
特に優秀と認められた講演者に対し授与している。
今年度は、選考対象97名のうち、20名を優秀講演者として表彰され、橋田さんはそのうちの1名に選出された。
橋田さんの研究概要は下記のとおり。
「プレストレストコンクリート(以下、PC)構造は、導入されるプレストレスの影響により、鉄筋コンクリート(以下、RC)構造に比べ、火災時にコンクリート表層部が爆発的に剥離・剥落する爆裂現象が生じやすいという報告があります。一般的な爆裂抑制方法として、ポリプロピレン(以下、 PP)繊維などの合成繊維をコンクリートに混入する方法が報告されていますが、天然繊維を用いた事例は少ない状況です。そこで、本研究では持続可能な天然資源の活用を目指して、天然のJute 繊維を混入したコンクリートを用いて、PC梁を作製し、加熱試験を行い、爆裂抑制効果を検討しました。その結果、加熱試験においてJute繊維を混入したPCはりは爆裂が生じないことを確認しました。」
関連する研究を橋田さんは進めていて、今後の発展が期待される。
■詳細リンク先(https://www.gunma-u.ac.jp/information/103933)
論文名は「高温履歴を受ける天然繊維混入型PCはりの爆裂抑制効果」。
セメント技術大会は例年約160件の研究発表がある。研究発表の内容は、セメント化学、建築、土木分野と多岐にわたり、約700名の研究者が参集し、活発な質疑応答が行われている。
2002年から行っている優秀講演者表彰制度は、大会全体の活性化と若手研究者・技術者(35歳以下)の研究奨励を目的としていて、
1.講演要旨のわかりやすさ
2.プレゼン資料の表現
3.発表の方法
4.時間配分の適切さ
5.発表時間
6.質問に対する回答の的確さ
7.発表態度
8.研究内容のレベルについて審査を行い
特に優秀と認められた講演者に対し授与している。
今年度は、選考対象97名のうち、20名を優秀講演者として表彰され、橋田さんはそのうちの1名に選出された。
橋田さんの研究概要は下記のとおり。
「プレストレストコンクリート(以下、PC)構造は、導入されるプレストレスの影響により、鉄筋コンクリート(以下、RC)構造に比べ、火災時にコンクリート表層部が爆発的に剥離・剥落する爆裂現象が生じやすいという報告があります。一般的な爆裂抑制方法として、ポリプロピレン(以下、 PP)繊維などの合成繊維をコンクリートに混入する方法が報告されていますが、天然繊維を用いた事例は少ない状況です。そこで、本研究では持続可能な天然資源の活用を目指して、天然のJute 繊維を混入したコンクリートを用いて、PC梁を作製し、加熱試験を行い、爆裂抑制効果を検討しました。その結果、加熱試験においてJute繊維を混入したPCはりは爆裂が生じないことを確認しました。」
関連する研究を橋田さんは進めていて、今後の発展が期待される。
■詳細リンク先(https://www.gunma-u.ac.jp/information/103933)