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岡山大学、骨髄穿刺・骨髄生検のトレーニングキット「骨髄戦士セイケンジャー」を製品化
2019/4/8
岡山大学病院血液・腫瘍内科の西森久和助教は、地元岡山のコルクメーカーである内山工業株式会社(本社:岡山市中区小橋町)との産学連携研究によって、骨髄検査の練習を行うためのシミュレーターを研究し、製品化した。
骨髄検査には「骨髄穿刺(こつずいせんし)」と「骨髄生検(こつずいせいけん)」の2つの検査があり、白血病などの血液腫瘍の診断および病型分類の判定、治療方針の決定に重要な役割を果たすが、この手技において、多くの初期研修医は練習や感覚を習得する機会がないのが現状だ。
そこで、「骨髄質」と「骨皮質」にそれぞれ「コルク」と「硬質樹脂」を使って骨髄穿刺針を刺す感覚を再現するとともに、骨髄生検針を使って、「コルク」を針の中に捉えて採取する骨髄生検のトレーニングまで可能な素材を開発した。
一連の手技や感覚を修得することで、患者さんへ「初めての」骨髄穿刺・骨髄生検であっても安全・確実な実技が行えるようになることが期待される。
また、必要な物品・衛生器具(針やガーゼ、局所麻酔薬など)の準備から患者さんへの声がけなどの細かい所までをこのシミュレーターを活用して訓練することで、患者さんに安心して検査を受けていただけるようになる手際のよい手技とコミュニケーションスキルの向上が期待される。
■詳細リンク先(http://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id613.html)
骨髄検査には「骨髄穿刺(こつずいせんし)」と「骨髄生検(こつずいせいけん)」の2つの検査があり、白血病などの血液腫瘍の診断および病型分類の判定、治療方針の決定に重要な役割を果たすが、この手技において、多くの初期研修医は練習や感覚を習得する機会がないのが現状だ。
そこで、「骨髄質」と「骨皮質」にそれぞれ「コルク」と「硬質樹脂」を使って骨髄穿刺針を刺す感覚を再現するとともに、骨髄生検針を使って、「コルク」を針の中に捉えて採取する骨髄生検のトレーニングまで可能な素材を開発した。
一連の手技や感覚を修得することで、患者さんへ「初めての」骨髄穿刺・骨髄生検であっても安全・確実な実技が行えるようになることが期待される。
また、必要な物品・衛生器具(針やガーゼ、局所麻酔薬など)の準備から患者さんへの声がけなどの細かい所までをこのシミュレーターを活用して訓練することで、患者さんに安心して検査を受けていただけるようになる手際のよい手技とコミュニケーションスキルの向上が期待される。
■詳細リンク先(http://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id613.html)