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茨城大学、共同研究から生まれた「セメント屋さんの干し芋」発売
2019/4/8
茨城大学は、農学部と日立セメント株式会社の共同研究から生まれた「セメント屋さんの干し芋」発売している。
この商品は、食品廃棄物から有機肥料を作り、その肥料を使って育てたサツマイモをおいしい干し芋に――茨城大学農学部と日立セメント株式会社(茨城県日立市)との共同研究をきっかけに生まれた。
日立セメント株式会社は、環境事業として、土浦市の家庭や食品工場から排出される食品廃棄物をメタン発酵して、エネルギー利用する取り組みを行っている。
茨城大学農学部の小松崎将一教授は、その発酵残渣を高品質な有機肥料へと変換させる技術を開発した。肥料は「HIコンポストS」として商品化され、現在、GAP(Good Agricultural Practice)の認証を取得している茨城大学農学部附属国際フィールド農学センター(阿見町)の圃場などにおいて、この肥料を使ったサツマイモ栽培を進めている。
日立セメント株式会社では、このサツマイモ(べにはるか)を用いて、減圧乾燥技術によって干し芋に加工した。最新技術を使うことにより、季節を問わずおいしい干し芋を味わうことができる。
小松崎将一教授は、「環境省のデータによれば、わが国の年間の食品廃棄物等は約2,842万トンにものぼります。食品廃棄物等の再生利用、発生抑制、減量化は持続可能な社会形成にとっても大きな課題です。いずれも茨城に拠点を置く私たち茨城大学農学部と日立セメントとが、茨城の名産である『干し芋』づくりを通して、食品廃棄物の川下リサイクルシステムの構築加速化を目指していくことに、大きな意義を感じています」と話している。
「セメント屋さんの干し芋」は、1袋125グラム入り、税込み500円。オンラインストアでの通信販売やJR日立駅前店のほか、茨城大学の各キャンパスの生活協同組合の店舗でもお買い求めいただける。
■詳細リンク先(http://www.ibaraki.ac.jp/feature/cementhoshiimo/)
この商品は、食品廃棄物から有機肥料を作り、その肥料を使って育てたサツマイモをおいしい干し芋に――茨城大学農学部と日立セメント株式会社(茨城県日立市)との共同研究をきっかけに生まれた。
日立セメント株式会社は、環境事業として、土浦市の家庭や食品工場から排出される食品廃棄物をメタン発酵して、エネルギー利用する取り組みを行っている。
茨城大学農学部の小松崎将一教授は、その発酵残渣を高品質な有機肥料へと変換させる技術を開発した。肥料は「HIコンポストS」として商品化され、現在、GAP(Good Agricultural Practice)の認証を取得している茨城大学農学部附属国際フィールド農学センター(阿見町)の圃場などにおいて、この肥料を使ったサツマイモ栽培を進めている。
日立セメント株式会社では、このサツマイモ(べにはるか)を用いて、減圧乾燥技術によって干し芋に加工した。最新技術を使うことにより、季節を問わずおいしい干し芋を味わうことができる。
小松崎将一教授は、「環境省のデータによれば、わが国の年間の食品廃棄物等は約2,842万トンにものぼります。食品廃棄物等の再生利用、発生抑制、減量化は持続可能な社会形成にとっても大きな課題です。いずれも茨城に拠点を置く私たち茨城大学農学部と日立セメントとが、茨城の名産である『干し芋』づくりを通して、食品廃棄物の川下リサイクルシステムの構築加速化を目指していくことに、大きな意義を感じています」と話している。
「セメント屋さんの干し芋」は、1袋125グラム入り、税込み500円。オンラインストアでの通信販売やJR日立駅前店のほか、茨城大学の各キャンパスの生活協同組合の店舗でもお買い求めいただける。
■詳細リンク先(http://www.ibaraki.ac.jp/feature/cementhoshiimo/)