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栄養士の気になる?年収・給料・収入

栄養士の気になる?年収・給料・収入

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栄養士は、保育所、学校、福祉施設、病院やスポーツにかかわる職場、民間企業など活躍の場が幅広く、また私たちが生きていくうえで必要不可欠な食生活に携わり、健康を支える職業です。それでは、栄養士の年収はどのぐらいなのか、収入面をチェックしていきましょう。

栄養士の収入はどれくらい?

栄養士の初任給は、大学卒で19万1000円です。大学卒の初任給平均額23万7000円と比較するとやや低くなります。
栄養士の平均年齢は38.3歳で、平均月収は26万8100円、年間ボーナスが68万4500円、年収平均は390万1700円でした。国民の平均年収の460万円と比較すると、栄養士はそれよりもやや低めの年収になります。

年齢や経験によって栄養士の収入に差はあるの?

栄養士の年齢別平均年収額の推移を見てみると、20代前半では303万3000円、20代後半で343万5000円、30代前半で376万8000円、40代前半で404万7000円、40代後半で439万7000円と年齢を重ねるごとに徐々に上昇していきます。本調査でのピークは50代後半で548万円でした。60代前半以降で年収は下がり、その後も徐々に低下していきます。

次に、経験年数別に見ていきましょう。月収平均は経験年数0年で21万6000円、1~4年で23万1200円、5~9年で24万5200円、10~14年は25万8500円で15年以降になると29万1200円と経験年数が増えるごとに少しずつ上昇していきます。
年間ボーナスは0年で23万5800円と少ないですが、1~4年で53万7000円、5~9年で64万6900円、10~14年で75万2900円、15年以降で89万2100円と経験年数が上がるごとに増加しています。
※データのうち月収は「所定内給与」であり、時間外手当、早朝出勤手当、休日出勤手当、深夜手当等は含まれない

働く施設の大きさによって栄養士の収入に違いはあるの?

次に、働く施設の規模によって収入に差があるかを見ていきましょう。年収は、1000人以上の施設が一番高く417万円、次いで100~999人規模が384万円、10~99人規模が375万円でした。その内の年間ボーナスは、1000人以上の施設が最も多く74万円、次いで10~99人規模が66万円、100~999人規模が65万円でした。平均年収、年間ボーナスともに、施設の規模が大きくになるにつれ微増する傾向にあるようです。

栄養士として働くうえで収入アップの方法は?

職場によっては栄養士に資格手当がつく場合があり、相場は月5000円~1万5000円ほどです。さらに専門性の高い管理栄養士の場合は、同じ職場でも月1万円~3万円と高く設定されるケースが多いようです。
また、働く場所で給与を比較した場合、高度な専門性が問われる病院、段階的に昇給が行われる公務員、食品メーカーなどの民間企業は給与が高くなる傾向にありますが、いずれも管理栄養士での採用がほとんどです。
栄養士は、学校、保育所、病院、福祉施設などあらゆる現場で、栄養バランスを考えた献立を作ったり食生活の意識啓発に携わったりと、私たちが生きていくのに大切な食生活を支える仕事です。しかし収入面においては、国の平均年収よりも低いことから、管理栄養士への資格アップを通して収入を増やしていくことも視野に入れておきましょう。栄養士は、実務経験を重ねれば管理栄養士の国家試験の受験資格が得られ、必要な実務経験の年数は、栄養士養成施設での課程年数と合わせて5年以上です。栄養士として働きながら、管理栄養士へのステップアップと年収アップを目指せます。

2025年1月更新

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