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パン職人は、お客さんが口にする食品を作るという仕事柄、特に衛生面については最大限の配慮をしています。ほかにも、お客さんから支持され、何度も買いに来てもらうには飽きられないための工夫が必要です。どのようなことを心がけて仕事をしているのでしょうか。
常にお客さんのことを考える
パン職人は、目の前のパンに集中しているのはもちろんですが、常にその先にいるお客さんのことを考えています。技術面、衛生面はもちろん大切ですが、オープンキッチンを導入している店であれば、その作る過程もお客さんに見られています。そのため、掃除は毎日徹底して行いますし、頻度が少ない清掃箇所は、清掃し忘れのないようにチェックリストを用い、月に1回など定期的に確認しています。
毎日勤務している自分の店が、お客さんからどのように見られているかを客観的に見ることがなかなか難しいこともあります。雑誌の取材などで取り上げられた際には、完成した記事を見ることで、客観的に第三者から自分の店がどのように見えているかチェックすることができると言います。
さらに、パン職人としてはキッチンや店内の動線も大切にしています。できるだけ焼きたてのおいしい状態を提供することができるように、動線は日々試行錯誤を繰り返し、作業台などの位置を調整するようにしているのだそうです。
メニューへの挑戦を恐れない
パン職人としては、自分の店のパンをできるだけたくさん、長い間お客さんに楽しんでほしいと考え、飽きることがないように季節ごとにメニューを変えたり、流行に合わせて変更したりすることを心がけていると言います。そのためには、既存のメニューに手を加えることもありますし、これまでにチャレンジしたことのないような新たなメニューを考案しなければならないこともあります。新たな味への挑戦は常に困難を伴いますが、その挑戦を恐れないことがパン職人として心がけていることだと言います。そのため、時には新商品を考える過程で行き詰まってしまうこともあります。また、店を効率よく運営するためにキッチンの動線や配置などに頭を悩ませることもあります。そんなときに役に立つのが、ほかのパン屋やレストランなどで食事をしたり、流行を視察したりしたときのメモや写真です。さらに、お客さんがパンを食べて抱いた感想をヒアリングすることでヒントがもらえることもあります。そのため、自分の引き出しを増やすためにもパン職人は常に視察や情報交換を欠かしませんし、駆け出しのころにはほかのパン職人が講師を務める講習会に参加するなど学ぶことを欠かさないように心がけています。たくさんの引き出しをもっているパン職人こそ、柔軟な発想で新しいメニューを生み出すことができるのかもしれません。
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パティシエ・カフェ科

製菓衛生師専修科 卒

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