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料理研究家の学校の選び方

料理研究家の学校の選び方

全国のオススメの学校

料理研究家になるために必須の免許や資格、学歴はありませんが、「食」に関する幅広い知識が求められます。独学で学ぶことも不可能ではないものの、食物学や栄養学のカリキュラムがある大学・短大・専門学校に通ってプロに学び、「調理師」や「栄養士」などの国家資格を取得しておくと一定の知識をもっていることの証明になり、料理研究家として仕事を請け負う際に相手の信用を得やすいでしょう。「調理師」「栄養士」の免許は、指定の学校を卒業すれば100%交付されるものであり、試験を受ける必要もありません。「栄養士」の上位資格である「管理栄養士」は、指定の学校を卒業したうえで国家試験を受け合格しなければならないぶん難度は高めとなります。その他「フードコーディネーター」など民間資格取得のサポートが手厚い学校もありますので、どんな資格を取得しておきたいか、どの分野に強い料理研究家を目指すのかを考えて学校選びをするといいでしょう。

4年制大学・短大

食物学・栄養学や人体の構造について深く学ぶことができる栄養の知識は「糖質オフレシピ」や「ダイエットレシピ」など、目的に合わせたレシピを作る際に生かすことができます。これらを学ぶ場合は、家政学部などに設置されている食物栄養学科などが候補となるでしょう。
大学では、一般教養や語学など料理に直接関係のないことも知識として身につけ、視野を広げられるのが大きなメリットです。
将来フリーランスの料理研究家として独立し、会社を興す場合に役に立つ経営学などを学ぶチャンスもあります。

調理専門学校、栄養専門学校

調理専門学校では、高度な調理技術を学べるだけでなく、食品衛生や栄養、調理理論などの知識を体系的に得ることができます。包丁の握り方、食材の切り方、加熱法や味付け、盛り付けの手法など、さまざまな料理に必要な基礎を身につけられることがメリットと言えるでしょう。座学よりも実習に力を入れている学校が多く、調理の現場で即戦力になれるスキルの取得がカリキュラムの中心となります。
また栄養専門学校では、調理もできる栄養の専門家を目指すことができます。「栄養士資格」を取得できるだけでなく、その上位資格である「管理栄養士」の受験を目指す学校もあるので、チェックしてみてください。

2025年6月更新
取材協力・監修

西岡麻央

料理研究家

高窪美穂子

料理研究家。自身の体調維持のため、素材を目利きする知識と、健康的な食べ方を体現化した家庭料理教室を主宰し、無添加のシンプルおいしいレシピで人気となる。飲食店・企業用商品開発、レシピ連載等各種メディアでも活躍。食の知識・目利き力を体系化したオリジナルメソッド講座、レシピ創造思考等を可視化・言語化したオリジナルメソッド講座も主宰。著作に『ラクチン!お魚クッキング』(旭屋出版)、『おうちでできる天然おだし料理入門』(PARCO出版)ほか。オリジナル商品に「おだしマジック!粉鰹」など。

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