管理栄養士の志望動機を教えて！【スタディサプリ進路】

管理栄養士を目指せる学校を探してみよう

全国のオススメの学校

食べることが好き、料理をすることが好きという人が多いのが管理栄養士です。食や栄養についてのアドバイスをして、目的や体調に合わせた献立をつくっていくことが基本的な仕事となるので、普段から食に対して探究心をもっていないと難しいかもしれません。そして人と接することが楽しいと思えることも大切です。コミュニケーションがうまくいかないと、その人の要望に沿ったアドバイスをするのが難しいからです。「自分の食事に気をつけていたらダイエットに成功した。このことがきっかけで食に興味をもってたくさんの人に伝えたいと思った」と、この道を志した人もいます。子どもに食の楽しさを伝えたい、病気の人のサポートをしたいなど、管理栄養士の資格をどのように生かしていきたいのか、というビジョンをしっかりもちましょう。

食事もひとつの治療薬

「実習先の病院で、“医師が出す薬のほかに食事という治療もある”と栄養士の方から話を聞いて、食べ物の大切さを知った」などというように、健康な生活における食事の大切さを知り、おいしいもので患者を笑顔にしたいと管理栄養士を目指した人もいるようです。食事は健康づくりの源。病気治療にとっても欠かせない存在だからこそ、大きなやりがいを感じるのでしょう。

嫌いだった食品をおいしい給食で克服

「好き嫌いが激しかったのに、給食がおいしくて、嫌いだった食品を好きになった」という実体験を通じて、おいしい給食を考えて子どもたちの好き嫌いをなくしたいという強い思いから資格を取得した人も少なくありません。嫌いなものを好きになるための献立を考えるのは難しいですが、知識を思う存分に生かせるので、管理栄養士としてのやりがいを感じ、また大きな自信につながるでしょう。

取材協力・監修

宮﨑奈津季※2020年8月26日更新

管理栄養士。介護食品メーカーで営業を2年経験後、独立。フリーランス管理栄養士として、菓子メーカーの営業代行・商品開発、料理動画サービスのレシピ開発、撮影、記事執筆を行う。2019年1月合同会社HITOOMOIに参画。相手を労わる料理、栄養に縛られ過ぎない食事を大切にしている。

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