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スポーツインストラクターの仕事内容

スポーツインストラクターの仕事内容

全国のオススメの学校

フィットネスクラブなどで、複数の利用者を対象にエクササイズ指導するのがスポーツインストラクターの仕事となります。

スイミングクラブなどのスポーツスクールやクラブ、あるいはスポーツチームなどでスポーツ種目を指導する方もインストラクターと呼ばれますが、広く「スポーツインストラクター」として呼ばれているのはフィットネスクラブなどのスタジオでグループエクササイズ(エアロビクスやステップエクササイズ、ヨガなど。他にはプールなどでのアクアエクササイズ)を指導するインストラクターとなります。
クラブスタッフがこのようなインストラクター業務を担当する場合もありますが、フリーで活動しているインストラクターが店舗と契約して担当時間のみ出勤しレッスン運営をする場合が多いです。

安全で楽しいレッスンの運営

基本的に、フィットネスクラブやスタジオの管理はその店舗のスタッフが行いますが、レッスン時間中の責任はインストラクターにあります。
レッスン自体はあらかじめ決められた内容のレッスンを行うことが多いですが、参加者の人数や年齢層に合わせてプログラムを微調整したり、室温や機材に問題がないか確認したりするなど、エクササイズを行う前にあらゆる環境を確認することが安全で楽しいレッスン運営の基本となります。

効果的なアドバイス

近年のスタジオやプールなどで行うエクササイズの多くは「プレコリオ」と言われるあらかじめ決められた順序で行うプログラムを準備して行っていますが、それをただ正面に立ち一緒に行うだけでは参加者がうまくできない場合があります。
その際、短い時間で的確なアドバイスや声掛けを行うことによってレッスン全体に調和がとれ、スムーズな進行が可能となります。

限られた時間内での丁寧な接客

自分のレッスンに長く通い続けてもらうためには、一人ひとりの利用者とのコミュニケーションが大切となります。
レッスン時間は長くても60分程度。開始前や終了後に利用者のモチベーションを高めるような元気でさわやかなあいさつや声かけなどもインストラクターに求められる役割です。

自身の技能のブラッシュアップ

人気のあるレッスンのインストラクターは常に新しいトレンドのチェックをしています。
レッスン時に使用する音楽や自身が着るウェアにいたるまで、レッスンの雰囲気や自身のキャラクターを魅せられるような準備のほか、指導技術向上のために各種セミナーに参加する人も多いです。
また、時には別のプロに頼んでトレーニング指導をしてもらうなど、身体づくりやパフォーマンス維持・向上に自己投資することも重要です。

取材協力・監修

田子政昌※2020年8月26日更新

スポーツインストラクター。パーソナルトレーニングジムを経営しながら、子どもから社会人選手まで所属する陸上クラブを運営。陸上競技は中学生からはじめ、現在も競技活動を継続している。高校卒業後、専門学校に進学した際フィットネスクラブでのアルバイトからキャリアスタート。卒業後は体育大学に進学し運動・スポーツに関する学びを深めながら、在学中に日本スポーツ協会アスレティックトレーナー、NSCA公認パーソナルトレーナーなどの資格を取得。これまでランニングや健康運動指導を中心に個人・企業を対象に多くの現場で運動指導を行っている。一般社団法人日本アスレティックトレーニング振興機構 代表理事

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