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働く場所が多くあるスポーツトレーナーですが、その1年めはどのように過ごしていくことになるのでしょうか。勤務している場所ごとに少し内容は変わりますが、基本的には仕事をしながら経験を積んでいくようです。トレーナーとしての活動を支える資格の維持に必要なことも合わせて紹介していきます。
1年めはどこに就職するかで働き方が変わる
スポーツトレーナーの1年めは、どういったところに就職するかがポイントです。また、チームへの所属ルートについても、専門学校を卒業してすぐに現場に入る人もいれば、整形外科から現場に行く人、さらにトレーナー派遣会社に所属し派遣されてチームのサポートをする人など、いくつかパターンがあるそうです。
例えば、話を聞いたスポーツトレーナーの場合、スポーツ整形外科とトレーニングジムが併設された施設で働き、午前中はジムでトレーニング指導、その後、病院に移動してリハビリのサポートをします。そして、午後からは契約チームに行ってトレーニング指導をする、といったような働き方だったそうです。
就職する場所によって、1年めの働き方は大きく異なりますが、いずれにしてもトレーナーとしての1年めは、多くの人を担当して経験を積んでいくことが重要となるのです。
また、1年めからより有意義に過ごすためには通う学校を決める段階で、「どのようなところで働きたいか」「どんな資格を取りたいか」を考えることが大切だと言います。
スポーツに重きを置いている学校ならスポーツクラブや治療院が就職先になるでしょうし、それ以外にも在宅や介護方面に強いような学校もあります。
さらに、トレーナーは担当する分野によって必要となる資格がいくつかあります。その学校に通うことで、どんな資格が取れるかを逆算して選ぶのもポイントの一つです。
トレーナーの資格は4年に1回更新試験あり
スポーツトレーナーには、鍼灸師や柔道整復師、理学療法士、またトレーナーだけの資格やストレングスの資格など、いろいろな資格をもってトレーナー活動を行っている人がいます。
そういった資格のなかで、鍼灸やマッサージといったように、いったん資格を取得すれば更新作業の必要がない資格がある一方、例えばアスレティックトレーナーなら4年に1回の資格更新が必要であるように、資格維持の方法がそれぞれ異なります。
トレーナー資格更新のためには、協会から認定されている講習会を受ける必要があるのですが、講習会の実施日が限られています。開催情報にアンテナを張っておかないと後々、大変なことになってしまうそうです。
さらに救急救命の資格がトレーナー資格の更新には欠かせないのですが、この資格は2年で切れてしまいます。トレーナーの更新試験を受けるために、救急救命の資格をキープすることも忘れてはならないなど、トレーナーとして継続的に活動していくには、1年めから計画的に行動することが大切なようです。
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