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整体師

手技を用いて、身体のこりや痛み、不調を取り除いていく
手や指、道具を用いて、顧客の骨や筋肉、関節を動かすことで歪みを調整し、こりや痛みなどの不調を解消していく整体師。資格がなくても活動できる仕事ではあるが、「整体師」や「セラピスト」といった名称のついた資格を取得することで、知識や技術を身につけていることの証明となり、就職しやすくなる可能性が高い。また、お客さんからの信頼も得やすくなる。
整体師
全国のオススメの学校
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今回話をしてくれたのは

PROFILE

一般社団法人国際ホリスティックセラピー協会(IHTA)/YMCメディカルトレーナーズスクール

国際ホリスティックセラピー協会では、リラクゼーションセラピストやメディカルトレーナーなど、整体師の資格を認定している。これらの資格取得を目指し、整体師の育成を行っているYMCメディカルトレーナーズスクールでは、資格取得者を対象とした就職サポートサイトや提携企業の会社説明会など、就職支援にも力を入れている。

整体師の学校の選び方

POINT
民間資格の取得のためにスクールや講座を受講する場合は、まず自分が実践したい施術やケア方法を明確にすることが大切です。講義を通じて学べる手技やケア方法の種類、知識量、取得できる資格などはスクールによって異なるため、目指す姿とカリキュラムがマッチングしないと、受講した意味を感じられなくなってしまうからです。それぞれのスクールではどのような施術を指導し、どのような資格の取得を目指しているのか、確認しましょう。

整体師に求められる人物は?適性を知る

POINT
整体師は、お客さんの身体の不調を取り除いていく仕事なので、「人を助けたい」という気持ちや解剖学などの知識や技術は必須といえます。さらに、美容分野やスポーツ分野などの専門的な知識があると、お客さんの要望に応えやすくなるでしょう。ただし、技術さえあればいい仕事ではありません。お客さんの話を聞いて不調の原因を探し出し、直接体に触れて施術を行うため、親しみやすい人柄やコミュニケーション能力といった“人間性”も重要になります。

整体師の必要な試験と資格は?

POINT
整体師として活動するうえでは、必ずしも資格が必要になるわけではありません。ただし、資格をもっていることで、就職につながりやすくなったり、お客さんに安心してもらいやすくなったりするなど、プラスに働くことは多いといえるでしょう。整体師のなかには、大学や専門学校で柔道整復師やあん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師といった国家資格を取得した後、整体師の資格を取得することで、対応できる範囲を広げている人もいます。

整体師を目指せる学校の学費(初年度納入金)

POINT
大学・短大
初年度納入金
132万円

※ 
記載されている金額は、入学した年に支払う学費(初年度納入金)です。また、その学費(初年度納入金)情報はスタディサプリ進路に掲載されている学費(初年度納入金)を元にしております。卒業までの総額は各学校の公式ホームページをご覧ください。
整体師の仕事内容

整体師の仕事内容

整体師の仕事は、お客さんの体に触れて、不調を取り除くことがメインになりますが、もっている資格によって、できる手技やケア方法が変わってきます。また、ただ施術をするだけではなく、お客さんが不調に感じている部分を聞くヒアリングや不調の原因を探る観察、検査なども大切な仕事です。一般的に、一度の施術で終わることは少なく、お客さんに通ってもらいながら、時間をかけて不調を取り除いていくことになります。

整体師の気になる?年収・給料・収入

POINT
整体師の平均賃金は公的なデータでは開示されていませんが、近い職業であるリフレクソロジストやアロマセラピストの平均年収は、厚生労働省が運営している「職業情報提供サイト(日本版O-NET)job tag」によると381万9000円となっています。一般社団法人国際ホリスティックセラピー協会によると、整体師の平均年収も近いとのことですが、あくまで平均なので、働き始めのころはこの金額よりも少なくなり、経験を積むなかで平均に近づいていくと思っておいたほうがいいでしょう。

整体師の就職先・活躍できる場所は?

POINT
大学や専門学校、スクールを出てから、まずは民間の整体院やリラクゼーションサロンなどに就職して経験を積むのが、一般的な流れです。その後、多くの整体師が独立・開業を目指しています。実務経験がなくても開業できますが、一度整体院などに就職することで、接客や経営のノウハウを学ぶことができるでしょう。
  • 鍼灸・マッサージ整体院

整体師のズバリ!将来性は?

POINT
パソコンやスマートフォン、タブレットを日常的に使う生活になったことで、体に不調を感じる人が増えている傾向にあります。また、現在の日本は超高齢化社会に突入し、日常的なケアを求めている人も増えています。これらの理由から、整体師の需要は高まっているといえます。一方で、柔道整復師やあん摩マッサージ指圧師、理学療法士の資格をもつ人が整体師として開業するケースが増え、飽和状態にあるため、競争が激しくなっているという事実もあります。スポーツや美容、介護など、専門性を高めることで多くのお客さんに来てもらえるようになるでしょう。

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