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理学療法士の1日のスケジュール

理学療法士の1日のスケジュール

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理学療法士の働き方は、勤務先が病院や診療所などの医療施設か、福祉施設、訪問リハビリの事業所であるのかによって、大きく異なります。ここでは、病院に勤務しているある理学療法士の1日のタイムスケジュールと、勤務先によってそれぞれ異なる働きかたをご紹介します。

病院(回復期)勤務の場合の、1日のスケジュール

病院(回復期)勤務の場合の、1日のスケジュール

ある理学療法士の1日


9:00  着替え、予約などを確認
職場に到着して制服に着替えたら、ミーティングで前日の業務内容や、今日リハビリを担当する患者さんの予約を確認します。担当の患者さんに、あいさつをして回る人もいます。

9:15  午前中のリハビリを開始
患者さん一人に対して、約1時間ずつリハビリをします。

12:00 お昼休憩

13:00 午後のリハビリ開始
リハビリの合間に、会議や事務作業をすることもあります。

18:00 片づけ、業務終業

勤務先を選んで、働き方を選ぶ

理学療法士の仕事である患者さんのリハビリは、患者さんが起きて活動している時間にすることが多いため、朝の8:00~9:00に仕事を開始し、18:00頃には終了する日勤制のところが多いです。ただ、年末年始、お盆などに関係なく、365日、24時間稼働している医療施設で働く場合には、早番や遅番のあるシフト制で働くこともあれば、夜勤で働くこともあります。

理学療法士の休日は?

▼患者さん一人にかける時間は?
患者さんを診る時間は、回復期の患者さんだと一人1時間程度の場合が多く、一人ひとりに時間をかけて対応できます。急性期の患者さんだと一人20分くらいで対応しますので、一人の理学療法士が、たくさんの患者さんと接することができることになります。

▼残業は多いの?
希望すれば、多くの患者さんを担当することができる施設もあります。その場合には、21時くらい、場合によってはもっと遅い時間まで残業することもあります。患者さんの対応以外にも、必要なレポートを書くために残業することもあるようです。
勤務先によっては、仕事が終わったあとで症例検討会などの勉強会が開かれることもありますし、休みの日に研修に参加することもあります。研修参加は強制ではないので、勉強したい人だけが参加します。

このように、理学療法士の働き方は、勤務先によってかなり違います。そのため、どんな働き方をしたいのか、就職するときにしっかりと考え、その考えに合う職場をきちんと探すことは、とても大切です。

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