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理学療法士になるための勉強時間・やり方

理学療法士になるための勉強時間・やり方

全国のオススメの学校

国家資格が必須の理学療法士。理学療法士の国家試験に合格するためには、どのくらいの時間、何を勉強すればよいのでしょうか。

専門学校や大学では、週5日、5コマの授業が基本

理学療法士の資格を取るために必要な知識は、国家試験の受験資格が得られる専門学校や大学などの授業で学んでいくことになります。3年制の専門学校と4年制の大学ではカリキュラムが異なり、4年制の大学の方が時間に余裕がありますが、勉強する内容が大きく違うわけではありません。
どちらの場合でもだいたい、授業は午前9時ごろに始まります。12時まで授業を受けたら1時まで食事休憩をし、1時からまた午後の授業が始まる、というのが一般的な学生の1日です(※)。授業が終わる時間は、専門学校では午後6時ごろというところが多いですが、大学ではもう少し早い時間に終わるところも多いようです。ただ、大学の方がカリキュラムに余裕があるといっても、4年生は就職活動のためにほとんど授業にでなくてもよい、といったことはなく、4年生になっても、ほぼ毎日大学に通って授業を受けることになります。 また授業以外に、国家試験の準備のために、過去問で試験の傾向や自分の苦手分野を確認し、国家試験対策の参考書などで勉強する人もいます。

(※)理学療法士国家試験の受験資格が得られる専門学校のなかには、昼間部のほか、夜間部の課程をもつ学校もあります。

しっかり「コミュニケーション」できるように、いろんな経験をしておこう

仕事の現場では、患者さんとのコミュニケーションがとても重要になります。そのため、コミュニケーションスキルを上げるための授業を開講している学校もあります。
このような授業では、トランプのようなカードを使って、相手の人柄を見分ける練習をしたりします。
理学療法士として就職後も、コミュニケーション能力を向上させる努力を続けていくことが大切です。例えば、今日患者さんとどんな会話をしたのか、ていねいに確認し、どんなあいさつをしたのか、そのとき患者さんはなんと答えたのか。患者さんはどんな風に思ったのか想像してみます。あとから振り返ってみて、きちんと考えることで、次は患者さんと、もっといい関係を築くことができます。
人と人との関係ですから、どうしても、患者さんとの感覚にずれが発生してしまうことはあります。ある人にとっては気にするようなことではなくても、他の人にはとても不快だと感じる、といったこともあります。
このような感覚のずれがある、ということを知るためにも、普段から自分とは世代や価値観の違う人と触れ合う機会をもつことは、とても大切です。学生時代にはアルバイトや旅行を楽しむなど、いろんな経験をして、たくさんの人と触れ合いましょう。
また、自分はどのようなコミュニケーションのスタイルが得意なのかを知っておくことも肝心です。明るくにぎやかに接することが得意な人もいれば、静かに人の話を聞くのが得意な方もいます。自分に合ったコミュニケーション方法で患者さんと触れ合うことで、自分も相手も気持ちよく仕事を進めることができようになります。
普段から、コミュニケーションがうまい人を見て、どんな風にしているのか見ておくのもいいでしょう。
患者さんの生活が変わっていくのを見るのは、とてもうれしいものです。人と触れ合いながら身体の回復をサポートする理学療法士は、とてもやりがいのある仕事の一つといえます。

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