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薬剤師になるために今から役立つ経験

薬剤師になるために今から役立つ経験

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薬剤師として活躍するには、理系の知識のほかにも意外なことが役に立ちます。例えばコミュニケーション。クラスやサークル、アルバイトなどさまざまな年代、所属の人とふれあう機会をもつと、薬剤師の仕事に生かすことができます。

化学、物理、数学などに力を入れる

薬は科学用語で「化合物」と言います。化合物である薬そのものの知識が必要になるので、理系科目、特に化学、物理、数学などに力を入れて勉強するといいでしょう。大学に入ると人間の身体の細胞や機能のこと、人体で薬の成分がどのように効果を発揮するのかなど、医学的なところも学ぶようになります。高校生のうちに基礎をしっかり身につけておくことで、大学入学後の授業もきちんとついていくことができるようになります。

接客経験が役立つ

また、中には何かのアルバイトをしている人や、大学に入ったらしたいと考えている人もいるかもしれません。意外かもしれませんが、薬剤師の仕事には接客業経験が役立ちます。
 多くの場合、薬剤師は薬局に勤め、医師の処方箋をもとに患者へ薬を提供することが仕事です。薬局では訪れる老若男女さまざまな患者と対話することで、処方箋の内容が合っているか確認しています。薬を渡される前に「せきが止まらないんですか?」などと聞かれた経験のある人もいると思いますが、これは処方箋の内容をチェックしているのです。さっき病院でも症状のことを話したのに、と億劫になる人も多いかもしれませんが、患者の身体の安全を確認する大切な作業といえます。
それ以外にも例えば、持病のために服用している薬がある人に再度飲み合わせを確認したり、自宅に以前処方された薬が残っている人に処方時期と残量を確認したうえで対応したりします。
地域の薬局に勤めている場合は高齢者と接する時間も多くなりがちなので、特にコミュニケーション力が必要になってきます。とはいえ、コミュニケーションをとることが苦手だからといってなることができない職業ではありませんので安心してください。

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