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薬剤師は患者の命にかかわるとても重要な職業です。プレッシャーは大きいですが、そのぶんやりがいも感じることができるはずです。薬剤師の仕事の楽しい点、大変な点どちらもきちんと把握しておけば大丈夫です。
専門家として頼りにされる
人と薬の懸け橋としての役割をもつ薬剤師は、患者へ薬の効果や副作用について説明し、飲み方などを指導します。近年はセカンドオピニオンやインフォームドコンセントなど、「患者」「担当医」以外の第三者の視点を取り入れる、自分で治療法を選択する、という患者主体の考え方が主流になってきました。
その結果、
「医者に症状や不安な点を伝える機会がわからなかった」
「本当に効果のある治療法・薬なのかを知りたい」
など、積極的な姿勢で薬剤師とコミュニケーションをとる人が増えてきています。
実際、現役の薬剤師に話を聞いてみると、
「特に高齢者は自分でネットを調べることも難しいため、薬剤師を頼りすることが多い」
そうです。将来的に高齢者の数が増えるにつれて、薬剤師の知識が重宝されるようになることは間違いないでしょう。
かかりつけ薬剤師として患者の状態が把握できることはやりがいにつながります。
患者の症状が改善していく喜び
何度も足を運んでいる患者が、次第に軽い薬へと変わっていき、やがて姿を見せなくなる……。通常の接客業なら寂しいことかもしれませんが、薬剤師の場合はよろこばしい変化です。
「薬のことをアドバイスした患者が健康な日常を送ることができるようになることほど、うれしいことはありません」(現役薬剤師)
日頃から患者と対面して話をしているからこそ感じられる、仕事の醍醐味と楽しさといえます。
患者とのコミュニケーション
薬剤師との会話を楽しみにしている患者も少なくありません。なかでも高齢者の多い地域の場合は、薬の受け渡し以外にも些細な日常会話に花を咲かせることもあります。
毎日気を張り詰めて薬と向き合っているため、コミュニケーションは楽しいひと時といえるかもしれません。
常に緊張感が漂う
薬剤師は、患者の身体の安全を保障する役割があります。副作用が発生しないよう患者からヒアリングを行い、薬の種類や調剤量に間違いがないよう神経を使いながら調剤をする……。1日を通して気を引き締め続けなければならない職業でもあるのです。
また、薬の飲み間違いが起こらないよう、患者にしっかりと説明する必要があります。分かりやすく正確に情報を伝え、命の危険に脅かされることなく最大限に薬の効果を発揮できるようにサポートする重要な立場です。
根気が必要
常に緊張感をもって行う仕事ですが、一方で
「単調な作業の繰り返しなので、根気がないと大変かもしれない」(現役薬剤師)
という一面もあります。
基本的に1日の仕事は
「受け付けた処方箋に添った調剤」
「介護施設入居者など来訪が困難な方々への調剤」
「薬歴管理」
をメインに行います。ある意味で決まった日々の仕事の流れを繰り返すため、
「ルーティンワークになりがちかもしれません」(現役薬剤師)。
常に緊張感をもちながら繰り返し作業をする、人によっては大変な仕事かもしれません。
薬剤士の勉強に終わりはない
医学は常に進歩しています。それに伴い効果的な新薬が登場したり、新しい副作用が発見されたりと、薬の情報も日々変化しています。医師の処方確認や患者への説明などに都度対応するためには、新しい医療および薬剤に対する勉強を欠かすことができません。薬剤師だけではありませんが、一生勉強し続ける職業の一つといえます。
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