• スタディサプリ 進路(大学・専門学校)
  • 仕事・資格を調べる
  • 医療・看護・歯科・薬
  • 管理栄養士
  • なるには
管理栄養士になるには

管理栄養士になるには

全国のオススメの学校

管理栄養士の免許を取得するには、国が指定した管理栄養士養成施設、または栄養士養成施設を卒業して国家試験を受験します。管理栄養士養成課程(4年制の大学・専門学校)の場合は卒業と同時に受験できますが、栄養士養成施設(2~4年制の大学・短期大学・専門学校)は、卒業後に栄養士としての実務経験(4年制卒の場合1年、3年制卒の場合2年、2年制卒の場合3年)を経て受験資格が得られます。管理栄養士の国家試験は年に1回、毎年2月下旬~3月上旬ごろに実施されます。合格率は、管理栄養士養成課程の新卒者で8~9割。しかし、卒業後に受験した人の合格率は1~2割のため、全体では4~6割と容易ではありません。

管理栄養士国家試験

管理栄養士の国家試験の受験資格は、4年制の大学か専門学校で管理栄養士養成課程を修了した人、または、2~4年の大学や短大、専門学校で栄養士養成課程を修了し、栄養士として一定の実務経験を積んだ人(4年制卒の場合1年、3年制卒の場合2年、2年制卒の場合3年)が対象です。
試験は、「社会・環境と健康」「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」「食べ物と健康」「基礎栄養学」「応用栄養学」「栄養教育論」「臨床栄養学」「公衆栄養学」「給食経営管理論」と、食と栄養に関する幅広い分野から出題されます。

働くには資格が必要

管理栄養士として働くには、管理栄養士資格が必要となります。栄養士より専門性が高い管理栄養士は、就職先や活躍できる場所の幅が広く、給与や待遇面でも優遇されます。特に病院や研究機関、国家公務員として保健所などで働く行政栄養士は、管理栄養士が求められる傾向にあるようです。一方で、栄養士は最短2年学べば資格を得られるため、早く社会に出られることがメリット。栄養士として働くうちに管理栄養士資格の必要性が出てきた場合は、定められた実務経験を積んだのちに管理栄養士の受験資格を得ることができます。

2025年2月更新
取材協力・監修
宮﨑奈津季
管理栄養士。薬膳コーディネーター。介護食品メーカーで営業を2年経験後、独立。フリーランスの管理栄養士として、菓子メーカーの営業代行・商品開発、料理動画サービスのレシピ開発、撮影、記事執筆・監修、栄養価計算などを行う。相手を労る料理、栄養に縛られすぎない食事を大切にしている。

関連する仕事のなる方法もチェックしよう

関連する記事

管理栄養士を目指せる学校を探すならスタディサプリ進路
RECRUIT