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臨床検査技師の楽しいことと大変なこと

臨床検査技師の楽しいことと大変なこと

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血液や尿、心電図や脳波などを測定する臨床検査技師。外見からは分からない病気をさまざまな機械を駆使して発見する検査のプロです。その仕事の楽しさや大変さについて総合病院に勤める臨床検査技師さんにお話を伺ってみました。

とにかく覚えることがたくさん

血液検査、輸血検査、病理検査、生理検査とさまざまな検査を行う臨床検査技師は、機械の扱いや患者さんへの声掛けなどが検査ごとに異なるため、はじめのうちは各検査の専用ノートに記録しながら業務を覚えるのだといいます。一通りの検査業務をこなせるようになってからも勉強は欠かせません。技師の意見をもとに医師が診断を下すこともあるので責任重大です。なにしろ難しい診断に置かれた医師にとって、検査結果に書き添えられた検査技師の「所見」は頼みの綱になるといいますから、日々進歩する治療法や検査機器などについてしっかり勉強し続けなければなりません。

迅速さと正確さが求められる

多い日には1日に100人の患者さんに対応することもある検査にはスピードが求められます。とはいえ、焦ってミスを犯してしまうことが許されないのが医療の仕事。人の生命にかかわる仕事ですから一度信頼を失うと取り戻すのが非常に難しい職業といわれています。

探求するのが楽しい、ワクワクする

探求するのが楽しい、ワクワクする

血液検査を行っていると、まれに珍しい抗体をみつけることがあります。そんなときにはワクワクするといいます。それがまったく知らないものであれば、文献を用いて該当する症例を探します。同様に、心臓検査で得られた心電図の波形がこれまでに例のないものであったり、判断の難しいものであったりすれば、症例や科学的な根拠を求めて調べていきます。このデータが何を示しているのかと深く追及する探求の日々は苦しくもあり、また楽しくもあるといいます。そうして一つの症例を明らかにすることでそれが同じような診断にも生かせるようになったときのよろこびは、臨床検査技師ならではのものでしょう。

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