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助産師のズバリ!将来性は?

助産師のズバリ!将来性は?

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助産師の将来性として、少子化とはいえ、なくなるような仕事ではありません。現在の日本の出生率は1.26とお産の数自体は減っていますが、出産という行為自体はなくならないため、出産のサポートができる助産師の需要は下がらないとみられています。むしろ産科医が不足している医療の現場では助産師へのニーズは高まり、産後ケアや不妊治療など、近年新たに需要が増している分野もあるので、活躍できる場所は広がっていると考えていいでしょう。また、晩婚化に伴う高齢出産など「ハイリスク分娩」の管理の必要性が高まっているため、それに対応できる知識も求められるようになってきています。(出典:2022年 厚生労働省「人口動態統計」)

産科医不足から、助産師の需要はさらに高まる

全国的に産科医が不足していることから、助産師が妊婦健診を行う「助産師外来」を設置する医療機関が増えています。また厚生労働省では、母子共に健康な状態であること、困難を伴わない出産である場合に限り、「院内助産」を設置するように、全国の病院に働きかけています。このような動きが全国的に広がれば、助産師の需要はさらに高まることが予測されます。

看護師に比べて少なく、重宝され続ける可能性大

厚生労働省の調査によると、全国で働いている助産師は約3万7000人。保健師の約5万5000人、看護師の約120万人と比べると全体としての数は少なく、まだまだ伸びしろがある分野といえます。また、助産師が不足している医療施設も多いため、現場で重宝される存在です。

活躍する場が増え、さらに重宝される人材になる

産後ケアや不妊治療など、近年新たに必要とされる分野が増えています。そのため、助産師の専門的な知識とスキルに期待が集まり、医療現場で重宝される人材となっています。

母子ケアにかかわる助産師の力に注目が集まる

最近では、産前・産後の母子ケアにかかわる助産師の重要性が世間一般にも認められるようになっています。核家族化が進んだ現代では、母親の負担が増え、産後の不安定な時期ということもあり、心や体を病んでしまうケースも少なくありません。出産を終えた母子がその後の暮らしも不安なく過ごせるよう、母子ケアのプロである助産師の力があらためて注目されています。

2024年9月更新
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