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看護師の楽しいことと大変なこと

看護師の楽しいことと大変なこと

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日によって日勤だったり夜勤だったりとシフト勤務で多忙な看護師。時間的にも体力的にも大変な仕事を抱えています。そんな看護師にとって、うれしいことや楽しいこと、またつらいことや大変なこととはどのようなことでしょうか。ある看護師の個人的な思いを含めて紹介します。

人とかかわることは自分にプラスになる

看護師は人と接する仕事です。ケガや病気で入院していた人が元気に退院していくことは単純にうれしいことであり、ある看護師にとってもプラスになると感じるそうです。必要とされることはやりがいを感じることであり、患者さんから笑顔をもらい純粋に感謝されれば、やってよかったと実感します。元気になって退院していくのは希望のある結果が見えることです。なかにはそうなれない人もいますが、元気になっていく人にかかわれたことは、自分にとって前向きな刺激をもらったことになるそうです。
例えば、糖尿病という病気は自己管理するのが難しいと言われています。適切な管理ができないと、どんどん症状が悪化していきます。そこで、患者さんとコミュニケーションを図って、どういう方法をとったら自己管理できるかを病棟の看護師たちと検討を重ね、患者さんを教育していきます。医師を含めていろいろな人と相談して、患者さんが自己管理できるようになって退院した場合は、「人を変えることができた」ということです。ここに達成感があるとともに、看護師のおもしろさを実感するそうです。病気やケガの治療だけではなく、精神的な面や生活習慣をより良い方向にすること、医学的治療だけではどうにもならないことを可能にするやりがいでもあります。
仕事以外の部分では、平日休みを利用すれば混み合いを避けられますし、ハイシーズンをずらして夏休みをとれば安く旅行に行かれるなど、お得感があります。長い休みは海外旅行に行く人も多く、仕事とプライベートの両方を充実させることができます。

大変な業務は仲間と共に乗り越えた

人の命にかかわる仕事として、看護師は常に間違いのないよう注意しなければなりません。気を遣いながら笑顔を絶やさずにやさしく、時には厳しく対応することもあるので、体力的にも精神的にも大変です。何より、肉体的にきついことが挙げられます。仕事中は座る間もなく、走り回って…という感じで1日が終わります。
看護師では腰痛になる人が多く、腰痛を経験したことがない人はいないくらいです。コルセットやベルトなどの腰痛用のサポートキットをつけて仕事をしている人も多くいます。患者さんをベッドから車いすに移動するときや体の向きを変えるときなどは腰を痛めやすく、腰痛対策の手技がありますが、特に高齢者の多い病棟では追いつかないようです。
また、手が荒れる人も多いのが実状です。ある看護師はアトピーがあったこともあり、ケアのたびに手を洗ってアルコール消毒をしていたら、ひどい手荒れを起こしてしまいました。そのため、病棟での勤務は1年しか続けられなかったそうです。
 病院の同期とはつらい時期を支えあいました。プリセプター制度は先輩によるところも大きいですが、覚えることが多く一度ではできないこともあります。失敗してもくじけずに、独り立ちできる日に向けて努力を続けなければなりません。つらいときは愚痴を言ったり共感したりして、みんなで乗り越えようと頑張りました。おかげで、新人のころに大変な時期を一緒に過ごした同期とは今も仲よしで、勤務先はバラバラでもつながっているそうです。充実した人間関係のおかげでつらい研修も克服できたと言えるでしょう。

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