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医師は自分らしく活躍できる?

医師は自分らしく活躍できる?

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不規則な生活やハードな勤務形態であることの多い医師は、性別にかかわらず自分らしく活躍する場合にはどのような工夫が必要なのでしょうか。また、自分らしい働き方とやりがいを充実させる科目選びはどのようなポイントで決めるべきなのでしょうか。

ライフスタイルとのバランスを考え、男女かかわらず活躍が可能に

最近では女性医師も増え、患者からも女性医師のニーズが高まっています。例えば、産婦人科領域における女医など、それぞれの性を生かした活躍の場もあると思います。
医師の働き方も近年大きく変化しています。それぞれの個人が男女差を問うことなく、働きやすいように、そしてそれぞれが興味をもった分野で働くことができるようになりつつあります。規模の小さな病院や専門科では、育休や産休、有給取得などがなかなか希望どおりにいかないこともあります。しかし、複数人で患者を担当するチーム医療が広がり、以前より休みの取りやすいしくみも増えてきています。
また、医師資格を持っていれば一度退職をして再度別の病院やクリニックなどに再就職をすることも可能ですし、病院に拘らず企業や保健所などさまざまな働き場所が医師には存在します。既存の働き方に捉われず、自分なりのライフスタイルとやりたい仕事を掛け合わせた生き方に挑戦していくことが大事だと思います。

まずはやりたいことを優先させて目指すものを決める

どの科目を担当するのか、どういった専門医を取得するのか悩む方は多いと思います。
まず自分がどういったことに課題を感じているのか、なぜ医師になりたいと思ったのか、どんな医療を行いたいのかに向き合いうことが必要です。迷ったときには最前線で働く医師に会いにいくことも重要です。自分の生き方の参考になるメンターに出会えることで、やりたいことに大きく近づくことができます。

取材協力・監修

有路登志紀※2020年9月2日更新

消化器外科医10年目。群馬大学医学部医学科卒業後、群馬、埼玉での勤務を経て2017年より江戸川区の森山記念病院で勤務して現在に至る。二次救急を主体とし、消化器外科の緊急手術から緩和ケアまで幅広く対応する地域医療を目指しています。

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