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医師になるための勉強時間・やり方

医師になるための勉強時間・やり方

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医師になるためには、医学部に入学し6年間学んだ後国家試験に合格することが必要です。大学受験、国家試験とはどのような試験なのでしょうか。どのようなスキルが求められるのでしょうか。医師になるまでの流れをご紹介します。

入学する医学部選びで人生が変わる

まずは医学部に入学することから始まります。2020年現在、全国には国立、公立、私立を合わせて82校の医学部が存在します。
学力、学費、所在地など条件はさまざまですが、自分の知っている範囲に限定せず、広く探すことが重要です。
どの医学部に入学しても、医師資格は同じです。現時点での学力に捉われず、気になる学校にはオープンキャンパスなども利用してとにかく足を運んでみることをおすすめします。住んだことのない地方大学でも、自分がその場所で医学生として学んでいる姿が想像できれば、魅力的な進路となることもあります。
また、入学試験には推薦入学や他大学卒業後の学士編入などの方式も存在しますし、最近では海外の医学部に入学する方もいます。
一般的な受験に捉われず、広く選択肢を吟味して医学部への入学を目指しましょう。

国家試験合格に向けて予備校に通うことも

大学入学後は、一般教養も学びつつ、解剖学や生理学などの基礎医学をまず学びます。その後、それぞれの診療科を網羅する臨床医学を学び、臨床実習に出る前の知識を担保する目的で、CBT、OSCEといった基本的な臨床能力の習得度を客観的に評価する共用試験に臨みます。これらに合格して、病院での臨床実習が5年生、6年生で行われます。
6年生の最後の2月には、すべての診療科を網羅する国家試験が3日間の日程で行われます。広範囲の試験となるため、臨床実習後は半年かけて試験勉強を続けていきます。国家試験のための予備校に通う方も多いです。
国家試験に合格した場合には、4月から初期研修が始まります。2020年の合格率は92.1%であり、およそ9割前後で推移しています。不合格の場合には、次年度の合格を目指して、勉強を続けることになります。

出典

第114回医師国家試験の合格発表について(厚生労働省、令和2年3月16日公表)

取材協力・監修

有路登志紀※2020年9月2日更新

消化器外科医10年目。群馬大学医学部医学科卒業後、群馬、埼玉での勤務を経て2017年より江戸川区の森山記念病院で勤務して現在に至る。二次救急を主体とし、消化器外科の緊急手術から緩和ケアまで幅広く対応する地域医療を目指しています。

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