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心理カウンセラーの就職先・活躍できる場所は?

心理カウンセラーの就職先・活躍できる場所は?

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心理カウンセラーの働く場所や就職先は広く、主に次のような6つの分野にわかれます。①病院やクリニックなどの医療分野、②高齢者向け施設や児童相談所など福祉施設の分野、③企業が設置する心理相談室や健康管理センターなどの産業関連、④スクールカウンセラーを設置する学校などの教育機関、⑤家庭裁判所や刑務所などの司法領域、⑥大学に付属する心理・臨床センターや民間企業の研究機関などの研究領域です。

【心理カウンセラーの就職先①】医療分野

精神科医との連携の下、心理学の療法を用いた心理テストや心理面接などを行います。精神科のある総合病院や心療内科、メンタルクリニックなどで必要とされ、近年は小児科や産婦人科でも需要があります。主に臨床心理士、公認心理師、認定心理士の資格保有者が活躍しています。

【心理カウンセラーの就職先②】福祉分野

老人保健施設や児童相談所、精神保健福祉センターなど、さまざまな福祉施設で活躍の場があります。児童相談所で働く場合は「児童心理司」と呼ばれ、公務員として勤務することになります。

【心理カウンセラーの就職先③】産業分野

企業が設置する心理相談室やカウンセリングルーム、健康管理センターなどで、企業で働く人やその家族の心のケアをします。「産業カウンセラー」が活躍する分野で、企業の人事担当者が産業カウンセラーの資格を取得している場合もあります。

【心理カウンセラーの就職先④】教育機関

小学校、中学校、高等学校の教育機関で児童や生徒のカウンセリングを行います。保護者や教員のサポートをすることもあります。「スクールカウンセラー」といわれる業務で、自治体によって資格要件は異なります。

【心理カウンセラーの就職先⑤】司法領域

家庭裁判所、刑務所、少年鑑別所、少年院などの司法関係の施設は、行政機関のため、公務員として働くことになります。場合によっては、委託された外部業者が行っているケースもあります。

【心理カウンセラーの就職先⑥】研究領域

大学に付属する心理・臨床センターや民間企業の研究機関などです。大学教授として研究職を続ける場合なども相当します。

【そのほかの働き方】

フリーランスで企業や個人と契約し、自宅などでカウンセリングを行ったり、個人でのカウンセリングルーム開設、電話相談の担当、ボランティア活動などがあります。震災が起きた被災地では心のケアが重要視され、心理カウンセラーがボランティアとして活躍しています。

2024年9月更新

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