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ケースワーカーになるために今から役立つ経験

ケースワーカーになるために今から役立つ経験

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ケースワーカーになるために、どのようなことが役立つのでしょうか。学校での勉強や取り組みでできることがあるとしたら、どのようなことでしょうか。興味があることを学び、バイトや部活動を続けることはさまざまな経験値を増やしてくれます。役立つ勉強や取り組みを紹介しましょう。

友達や先輩後輩などとの人間関係を調整する能力を意識しよう

ケースワーカーを目指すのであれば、勉強はもちろん大切ですが、部活動や学校の行事にも、積極的に参加しましょう。異なった価値観をもつ友達や先輩後輩が集まった人間関係の中での物事の効率的な進め方や、トラブル発生時の調整の仕方、失敗したときのリカバリー方法など、将来きっと役に立つスキルが身につきます。困ったときには先生や保護者など身近な人に相談することで、周囲の大人たちの考え方や意見を知ることもできますし、さまざまな価値観に触れておくことで物事を多面的に考える力が身につきます。

人生の「引き出し」をたくさん作る

ケースワーカーという仕事には、その人自身がそれまで歩んできた、人生の生き様や価値観が否応なく反映されます。コミュニケーションのテクニックも必要とされることはありますが、最後は一人の人間として、ありのままの自分で利用者と向かい合い、信頼関係を構築していかなければならないこともあります。そのため、できるだけ多くの本を読んだり映画を見たりして、さまざまな考え方を知り、さまざまな価値観を知るようにしましょう。そういった人生の「引き出し」をたくさん作っておけば、自分とは違う価値観をもった方と対面したときしっかりと向き合える心構えができるでしょう。
ケースワーカーは自分の価値観とまったく異なる方を相手にして、交渉や判断をすることが多々あります。これまで自分が生きてきた価値観の中で、自分では当たり前だと思っていたことが相手にとっては当たり前ではなく、言葉を失ってしまうような状況も数多くあります。そんなとき、感情的になったり混乱したりしてしまうことなく、平常心を保ち臨機応変に対応できるように、高校生のうちから「感情の揺らぎ」をたくさん経験し、頭と心のストレッチをしておくことをおすすめします。

取材協力・監修

林伸一

1992年4月に町田市役所へ入職、地域福祉部生活援護課に配属され、地区担当ケースワーカーとして働く。以後、2回の異動を挟みつつ、2020年4月で生活援護課の在籍歴が丸20年を迎えた。

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