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介護福祉士に求められる人物は?適性を知る

介護福祉士に求められる人物は?適性を知る

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介護福祉士として働く現場はさまざまですが、いずれも人とのかかわりが重要になります。寝たきりの方や認知症の高齢者の方などを介護するには、福祉に対する情熱がないとつとまりません。利用者とその家族の状況を理解し、思いやりをもって根気よく励まし、導くことが大切になりますから、包容力や忍耐力も要求されます。入浴や移動の際の介助には、体力、機敏な行動力、的確な判断力が求められます。施設で働く場合などは、同じ現場での仲間とのコミュニーションも大切です。

思いやる心

一番重要な部分は、技術と知識だけではなく、相手の気持ちを思いやる心があるということ。介護を受けている方やその家族がどのようなケアを求めているのかを敏感に察知し、その願いを汲んだ配慮ができる人が介護福祉士に向いているといえるでしょう。

素早く状況判断する力

施設などで働く場合は、複数の利用者のお世話をすることになります。例えば歩行介助が必要な人が立ち上がろうとしているときに、のんびりとほかのケアをしていては歩行困難な方が転倒してしまう可能性もあります。介護福祉士の仕事は、いかに危険を察知して素早く的確に状況判断が行えるかが問われます。そんな場合は同じ職場の人に声をかける、または「○○さん、どこか行かれるのですか」と歩行介助が必要な方に声をかけるといった配慮が大切です。

精神的な強さ

介護福祉士は利用者の抱える困難を受け止めてケアする介護のプロです。特に「排泄介助」は、介護現場で避けることはできません。身体的な困難から自力でトイレに行くことができない人が多く、また事情により何日も入浴できない方などの身体を清潔に保つため、身体を拭いたり洗うこともあります。これらのことに抵抗をもたず、利用者を尊重し、速やかに仕事ができなければなりません。また、認知症の高齢者や会話でコミュニケーションできない方も多く、時には理不尽な感情をぶつけられたり、辛辣な言葉を投げかけられることもあります。そうした場合も怒りを抑え、おおらかに対応できる精神力が求められます。

体力

介護福祉業界の多くの施設は3交代もしくは2交代制の勤務ですから、日勤と夜勤をこなすことが多くなります。また、トイレ介助、入浴介助、ベッドから車いす、車いすからベッドへの移乗、歩行時の介助など、利用者を支えたり抱えたりしなければならないため、かなりの体力を必要とします。

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