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僧侶の給料は自身が所属する寺院から支払われます。寺院の収入源の多くは檀家からのお布施であるため、地域や檀家数、寺院の規模によっても額は大きく異なります。
一般的に、経験の浅いうちは月15万円程度、修行を積んで長く勤めることで給料が上がっていくことが多いようです。檀家数やお布施額が減少傾向にある近年は、年収300万円未満という声も聞かれ、僧侶以外に副業をして生計を立てている人も多くいます。
寺院の経営者である住職になれば給料がアップするのが一般的ですが、これも檀家数や寺院の規模によって左右されるため、一概に住職だから給料が高いとはいえないようです。
檀家からの葬儀や法要による謝礼が大きな収入源
僧侶の収入は檀家からのお布施(葬儀や法要などの謝礼)に支えられています。そのほか、寺院によっては墓地経営や寺院の拝観料などによる収入もあります。
一般的に安定した収入を得るためには、一定数の檀家をもち、定期的に法要を行うことが必要となります。しかし、近年は檀家との関係性が薄れており、檀家数は減少傾向にあります。
地域によって33回忌まで行う地域、50回忌まで行うことが習慣となっているところなどの差がありますが、全体的に葬儀は簡素化される傾向が見られ、法要の回数も減ってきているようです。先祖を大切にするということを人々に伝えていく必要があるものの、現状、「僧侶の仕事だけで生計を立てるのは難しい」という人もいます。
そのため、僧侶以外に公務員などの仕事もして収入を得ている人もいます。また、駐車場やマンションなどの不動産経営、保育所や幼稚園などの経営をしている寺院の場合はそこからの収入もあります。
ちなみに、住み込みで働く場合は、家賃、食費、光熱費を寺院が負担しているところが多いようです。