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キャリアカウンセラーになるために今から役立つ経験

キャリアカウンセラーになるために今から役立つ経験

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キャリアカウンセラーは社会人経験を積んでから転職する人が多い職業です。しかし、高校生のうちから行動しておくと将来キャリアカウンセラーになるうえで役に立つこともたくさんあります。ここでは、現役のキャリアカウンセラーに高校生の時に役立つ勉強や取組について教えてもらいました。

政治経済の勉強をして社会のしくみを知る

キャリアカウンセラーは仕事や生活に関する相談を受ける仕事なので、社会のしくみを理解しておく必要があります。高校生であれば政治経済の分野をよく勉強し、日々のニュースにも触れておくととても役に立ちます。

本を読んで語彙力をつける

キャリアカウンセラーは相談者の話を聞いて、相手の感情や考えていることをくみ取らなければなりません。くみ取ったことを代わりに言葉にしてあげたり、自分が思っていることを相手に伝わるようわかりやすい言葉にしたりしなければならないため、語彙力が必要です。たくさん言葉を知って語彙力を高めるためにも、ジャンル問わず本は読んだほうがいいでしょう。
また、読書は感性を磨くことにも役立ちます。私も子どものころから本が好きで高校時代は小説やビジネス書、雑誌などさまざまな本を読んでいました。本に限らず映画や音楽などにも幅広く触れ、さまざまな世界を知り、自分の心を動かし、人の心を感じられるようになれば、将来の仕事や生活、人間関係にもきっと役立つでしょう。

身近な人に職業について話を聞いてみる

高校生のうちは、いろいろな職業を知ることが大切です。自分が利用している、もしくは見たり聞いたりしたことのある商品やサービスに関係する仕事については、よく知っていると思います。しかし世の中には、企業と企業の間だけで取引されているような商品やサービスなど、私たちの普段の生活からは見えにくい仕事もたくさんあります。まずは身近な人に仕事の話をたくさん聞いてみるのがいいでしょう。仕事の内容はもちろん、仕事のおもしろいところ、楽しいこと、やりがいなどを、身近な大人に聞いてみてほしいです。働いている人のインタビュー記事が書かれている本やネットの記事を読んでみるのもいいでしょう。

進学したらインターンでさらに幅広い経験を

高校を卒業したら、就職前に企業などで就業体験ができるインターンシップ制度があるので、さまざまな職場で働いてみてください。ほかには企業訪問して、実際に働いている人に話を聞いてみるのもいいですね。さまざまな職場で働く人と話したり、幅広い仕事を経験したりしておくと将来どのような仕事にも生かすことができます。

取材協力

松岡 澄江

キャリアコンサルタント。のべ2000人以上の就活生の相談や就活実践講座、キャリアデザイン講座などを実施しながら就活を支援してきた。就活生から働くひとまで、キャリアカウンセリングや授業・研修を通して自分らしい人生のためのキャリアを考える機会を提供している。

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