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キャリアカウンセラーの1年目はどうだった?

キャリアカウンセラーの1年目はどうだった?

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キャリアカウンセラーの1年めはどこかの企業に勤めたり、大学のキャリアセンターなどで経験を積んでいく方が多いです。勤務先によって働き方や1日の過ごし方は異なりますが、どこの勤務先でも1年めからすぐに面談に入ったりすることが多いので実践的です。キャリアカウンセラーの1年めの様子や、意識しておきたいことについてキャリアカウンセラーに話を聞きました。

契約社員や派遣社員として経験を積んでいく

契約社員や派遣社員として経験を積んでいく

キャリアカウンセラーの1年めは契約社員や派遣社員としてキャリアを積んでいくことが多いです。就職活動期間の3カ月~6カ月だけ大学のキャリアセンターに派遣されたり、ハローワークで1年の契約職員として働いていたりする方も少なくありません。ただ、正社員として働けないわけではなく、まれに大学職員のキャリアセンターの専任職員として正社員が募集されていることもあります。
また、転職希望者や就職希望者に就職先を紹介する人材紹介会社は正社員で募集していることも多いので、そこでキャリアを積んでいく方法もありますね。

入社後すぐに相談に乗るようになる

キャリアカウンセラーとして入社したら、1年めからすぐキャリアカウンセリングをするようになります。とにかく相談を受けて経験を積むことが大切です。キャリアカウンセリングの経験値をたくさん積むことで、自信にも繋がっていきます。ただ、キャリアカウンセリングは人の人生にかかわっているという自覚をもたなければなりません。そのため、キャリアカウンセリングでは自分の価値観で話すのではなく、相談者の想いをきちんと聴くことが大切です。

就職制度や業界の知識を入れておくことが大事

相談内容は人によってさまざまなので、就職制度や業界、職種の知識を幅広くもっておくことが大事です。例えば大学生の就職支援をするのであれば、求人の解禁日やエントリー開始日などの就職ルールを毎年確認することは欠かせません。
世の中にある職種、またどのような働き方があるか知っておくことは必須と言えます。さらに、ある程度の業界知識や職種の知識を頭に入れておかないと、きちんとしたアドバイスができません。キャリアカウンセラーによって詳しい業界も違うので、時には業界に詳しいキャリアカウンセラーを紹介し合うこともあります。そのため、キャリアカウンセラー同士の人脈も大事になります。

セミナー登壇

キャリアカウンセラーは就活ガイダンスのセミナーをまかされることも多いです。私が1年めで初めて登壇した際は、手も足も震えて何を話したか覚えていないくらい緊張しました。セミナーの経験を積んでいくことで、自分が伝えたいことを好きなように伝えるのではなく、相手が知りたいことをきちんと伝えられるようになることが大切だと学びました。

取材協力

松岡 澄江

キャリアコンサルタント。のべ2000人以上の就活生の相談や就活実践講座、キャリアデザイン講座などを実施しながら就活を支援してきた。就活生から働くひとまで、キャリアカウンセリングや授業・研修を通して自分らしい人生のためのキャリアを考える機会を提供している。

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