• スタディサプリ 進路(大学・専門学校)
  • 仕事・資格を調べる
  • 保育・教育
  • 幼稚園教諭
  • 楽しいことと大変なことを教えて!
幼稚園教諭の楽しいことと大変なこと

幼稚園教諭の楽しいことと大変なこと

全国のオススメの学校

幼稚園教諭の仕事は、人の成長に重要な影響をもたらす幼児期の教育に携わる専門職。大変なこともありますが、幼稚園教諭だからこそ感じられる仕事のやりがいがあります。そんな幼稚園教諭の仕事の楽しいことと、大変なことを紹介しましょう。

幼稚園教諭が感じている「大変なこと」

幼稚園教諭の仕事の「大変なこと」は人それぞれで異なりますが、その中から3つ紹介します。

●子どもとの接し方に悩む

子ども一人ひとりの性格が異なり、発達のスピードも個々で異なっています。そのため、一人ひとりに合わせて言葉かけをすることが必要になります。それでも先生に心を開いてくれない園児もいます。そうしたさまざまな子どもと接し、一つにまとめ上げる仕事とあって、新人教諭時代には自信をなくしてしまうこともあるそうですが、経験を積みながら対応力の幅を広げることで解決していけるともいいます。

●保護者とのコミュニケーションに苦労する

保護者とのコミュニケーションに悩む幼稚園教諭は少なくないようです。特に新人教諭のころだと、保護者の多くは年上で、いわば人生の先輩にあたる人たちですから、言葉遣いには気を遣うといいます。また、教諭の仕事に慣れてきた時期であっても、園で起きてしまったトラブルなど、ネガティブな話を保護者に伝えるときは、どう伝えたら保護者に安心してもらえるのか自信をもてず、苦労があります。時として、保護者からの意見などに対応しなければならない場合もありますが、どんなときも冷静に、保護者の話に耳を傾けることを大切に、ていねいな対応を心がけているそうです。
こうした保護者との問題も、先輩教諭に教わったり、キャリアを積むなかで、解決方法の引出しを増やしていく努力を欠かさないといいます。

●休日も仕事のことを考えてしまい、オンとオフの区切りがつきづらい

今は管理職に就く、あるベテラン教諭はこんな話をしてくれました。
「私の場合、大変なことと感じるのは、仕事とプライベートの区切りがなくなるときがあるということです。担任を任されていたころは、一日中、子どもたちのことを考えていました。帰宅してからも『あの言葉がけでよかったのかな?』と反省したり、夢の中にも子どもたちが出てきました。休日に買い物に行っても『この雑貨、遊びの活動に使えるかも!』『BGMで流れているこの曲、音楽発表会によさそう!』とか、なんでも仕事につなげて考えてしまうんです。でも、それだけ、やりがいのある仕事ができていて、充実していたとも言えるのかもしれません」

幼稚園教諭が感じている「楽しいこと」

幼稚園教諭の仕事には「大変なこと」もありますが、大変さを乗り越えた先には「楽しいこと」もあります。「楽しいこと」を3つ、紹介しましょう。

●子どもたちの笑顔がうれしい

入園したころはすぐに泣き出したり、幼稚園教諭が話しかけても言葉を返してくれない子どももいます。そんな子どもたちに声をかけたり、一緒に遊んでいるうちに、笑顔を見せてくれるようになったときは、「気持ちが通い合えた!」という感覚があり、うれしくなるといいます。一緒に遊びを楽しみながら、「すごいね!」「やったね!」とよろこぶ子どもたちの笑顔は、格別なものがあります。

●子どもたちが成長していく様子を間近で見ることができる

幼稚園教諭が接する3歳~5歳の子どもたちは、心身が大きく成長する時期にあります。これまで一人で遊んでいた子どもが、他の園児と仲良く一緒に活動できるようになったりと、成長していく様子を見ることができることに、大きなやりがいを感じます。うまくできないことがたくさんあっても、できるようになりたいと、子どもたちが頑張っている姿を目にすることもうれしい気持ちになり、子どもたちの成長のプロセスに、教諭として伴走できる点も、幼稚園教諭の仕事の魅力です。

●保護者と良好な関係を築き、子どもの成長を一緒によろこび合う

日頃から保護者とのていねいなコミュニケーションを心がけ、信頼関係を築くことができれば、子どもの成長を一緒に見守ることができるという、やりがいにもつながっていきます。運動会やクリスマス会などのイベントで、子どもの成長した姿に接し、保護者と一緒によろこび合うという充実したひとときをもてるのも、幼稚園教諭の仕事の楽しさです。

2025年3月更新

関連する仕事の楽しいこと・大変なこともチェックしよう

関連する記事

幼稚園教諭を目指せる学校を探すならスタディサプリ進路
RECRUIT