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幼稚園教諭になるには

幼稚園教諭になるには

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幼稚園教諭になるには、幼稚園教諭免許状を取得することと、幼稚園教諭として採用されることが必要です。幼稚園教諭免許状は、幼稚園教諭養成課程のある大学や短大、専門学校へ進み、必要科目・単位を修得することで、卒業と同時に取得することができます。その後、公立幼稚園(認定こども園を含む)への就職を希望する場合は、各市町村・政令指定都市が実施する教員採用試験を、国立または私立の幼稚園(認定こども園を含む)への就職を希望する場合は、それぞれの園で行う採用試験を受験します。近年では、幼稚園と保育所の両方の機能をあわせもつ認定こども園の増加に伴い、幼稚園教諭と保育士の資格を同時に取得できる課程を開講している学校が増えています。

幼稚園教諭の免許状を取得する

幼稚園は、小学校や中学校と同じく、学校基本法で定められている「学校」。そのため、幼稚園で教える先生(幼稚園教諭)になるには、国家資格である幼稚園教諭免許状を取得することが必要です。
幼稚園教諭免許状には、専修、一種、二種の3種類があります。専修は大学院、一種は大学、二種は短大や専門学校で、幼稚園教諭養成課程の必要科目・単位を修得し、卒業することで得られます(卒業後に各都道府県に教諭免許状の授与申請を行うことが必要)。教諭免許状があれば、全国どこでも幼稚園教諭として働くことができます。
幼稚園教諭養成課程では、保育内容の指導法、幼児教育学や幼児心理学といった理論と、幼稚園や認定こども園での実習を通して、幼児教育の「健康・人間関係・環境・言葉・表現」の5つの領域を学びます。

保育士資格を同時に取得できる学校もが増えている

幼稚園と保育所の両方の機能をあわせもつ認定こども園の普及に伴い、認定こども園で働くための基準となる、幼稚園教諭と保育士の資格を同時に取得できる学校が増えています。そうした状況のなか、近年では幼稚園教諭と保育士の2つの資格をもって働く人も多く、文部科学省の調査によると、幼稚園で働く先生(園長、副園長・教頭を含む)のうち、幼稚園教諭免許状と保育士資格の両方をもつ人の割合は、全体で約86%という結果が出ています。
今後も認定こども園は増えていくでしょうから、学校選びの際には幼稚園教諭と保育士資格の両方の資格の取得を視野に入れて検討することも必要となっています。

採用試験を受験する

幼稚園教諭免許状を取得したら、就職を希望する幼稚園・認定こども園で採用試験を受験します(※)。
採用試験の内容は園によって異なり、公立幼稚園・認定こども園の場合は地方公務員として採用されるため、各市町村・政令指定都市が実施する幼稚園教員採用試験を受験します。試験内容は自治体により異なっていますが、第1次選考と第2次選考に分けて実施するケースが多いようです。まず、筆記試験などが行われる第1次選考に合格しなければなりません。第1次選考に合格すると第2次選考を受験でき、専門教養の試験や実技、面接などが行われます。
国立や私立幼稚園・認定こども園の場合は、園が独自に採用試験を実施しています。筆記試験や面接に加え、音楽などの実技試験が行われることが多いようです。
(※)所定の期日までに幼稚園教諭免許状を取得見込みの人も、採用試験を受験できます。

2025年3月更新

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