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養護教諭のズバリ!将来性は?

養護教諭のズバリ!将来性は?

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養護教諭の将来性として、少子化により学校の数が減る傾向にあるため、採用枠はやや厳しいと言えるかもしれません。その一方で、最近では、いじめなどにより不登校や心の悩みを抱える子どもが増えており、1人の養護教諭にかかる責任や負担は大きくなっていると言えます。そのため、1校に1人の配置ではなく複数配置を求める動きが見られています。子どもたちが元気に学校生活を送れるよう、今後はスクールカウンセラーなどとも協力して対応していくケースが増えていくでしょう。教育現場における養護教諭の役割は、これまで以上に高く評価されていくと考えられます。

少子化の影響を受けて、採用は厳しくなっている

少子化によって学校の統廃合が進み、養護教諭の職場となる学校の数が減っています。そのため、大規模な学校や特別支援学校を除き、1校に1人が原則とされている現状では、養護教諭の採用数が伸びていくことは考えにくい面もあります。過去5年の採用者数も年を追うごとに微減しているため、採用のハードルは年々高まっています。

一方で複数配置の動きが進み、ニーズが高まる可能性も

学校の数が減っていく心配はありますが、いじめなどにより不登校や心の悩みを抱える子どもが増えており、保健室を利用する児童・生徒の数が増え、現場からは「養護教諭の負担が大きくなっている」という声もあがっています。働き方改革が進んでいるため、1校に1人ではなく、複数配置となる学校の基準緩和が期待されます。今後の動向に注目していきましょう。

生徒や児童に寄り添った心のケアがますます重要に

悩みやストレスを抱える子どもが増えているため、子どもたちに寄り添って心のケアをしていくことが求められています。常勤職である養護教諭が中心となって、コーディネーター的な役割を果たし、教職員や保護者はもちろん、スクールカウンセラーや保健師、医師など、地域の専門職とも協力しながら子どもたちの心のケアをしていくことが、養護教諭の役割としてますます大切になっています。

2024年9月更新

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