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養護教諭の気になる?年収・給料・収入

養護教諭の気になる?年収・給料・収入

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公立学校の場合、養護教諭の給与は一般教諭と変わりません。小・中学校教員の場合は、平均年収は約685万円、高等学校教員の場合は約720万円です。勤続年数が増えるにつれて給料が上がるため、長い目で見た時に安定して収入を得られる職業です。その一方で子どもたちが帰宅した後にも、健康診断の準備、掲示物の作成、保健関係の事務作業、職員会議などを行う必要があり、残業も多いと言えるでしょう。夏休みなどの長期休暇は、子どもたちはお休みですが、教諭は通常どおり出勤しなければなりません。また、部活動の顧問をする場合、休日出勤もあり得ます(部活動の指導に従事する場合の手当はあります)。一般的にはそれなりに収入が多いと言われますが、業務の多さや勤務時間の長さから、「給料が高いとは言えない」と感じる人も多いようです。

平均年収と給与

令和5年賃金構造基本統計調査によると、公立の小・中学校の養護教諭の平均年収は650万8800円(給与41万6800円、ボーナスなど150万7200円)、高等学校の養護教諭の平均年収は691万4200円(給与43万6800円、ボーナス167万2600円)です。過去4年の推移をみると、高等学校の教員の給料は上昇傾向にあります。また、日本の全産業の中でも教員の給与は高い方にあると言えます 。

公立学校に勤務する場合

地方公務員として各自治体の給与体系に基づいて支給されます。職務の難しさ、責任の度合い、職務にどれだけ慣れているか(職務経験年数がどれくらいか)などが反映された「給料表」というものが地方公共団体ごとに定められており、それに基づいて給料が決定されます。正規雇用であれば、年齢や勤続年数に応じて年収はアップしていきます。不況の影響でリストラされたり、給料が突然カットされたりという心配がないので、安定して収入が得られるメリットがあります。さらに、「期末手当」などのいわゆるボーナスの支給に加え、退職時には退職手当の支給もあります。これらも勤続年数が長くなるにつれて金額は高くなります。

私立学校に勤務する場合

地方公務員のしくみとは異なり、学校ごとの設定に基づいて支払われます。学校によってはフルタイムの雇用をしないケースもあります。生涯年収で見ると、私立学校は学校差が大きいため、平均すると公立のほうが高い傾向にあるようです。毎月の給料、ボーナス、退職金など、採用試験を受ける時にその学校の待遇をきちんとチェックするといいでしょう。

国立学校に勤務する場合

私立学校同様、学校ごとの設定に基づいて支払われるため、どういった給与体系かを確認しましょう。

2024年9月更新

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