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大学教授の楽しいことと大変なこと

大学教授の楽しいことと大変なこと

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大学教授として働いていて、楽しさや大変さを感じるのは、どのようなことでしょうか。自分が興味をもっている対象について研究することが大学教授の仕事のメインですが、学生に教えることも大切な仕事の一つです。研究と教育の両面に携わる大学教授ならではのポイントを紹介していきましょう。

仕事や学生から刺激を受け、「問」を立てることが楽しい

話を聞いた大学教授によると、大学教授として働いていて楽しいことは、とても多いと言います。
例えば、学生が「こんな研究をしたい」など、いろいろとアイデアを話してくれることで、自分自身も刺激を受けたり、新しいアイデアをひらめいたりする瞬間は、とてもおもしろいそうです。
また、まちづくりが専門の大学教授に対し、すぐにはどうつながるか想像がつかないようなテーマである「美容とまちづくり」の研究がしたいという学生のアイデアを聞いたりすると、思わずワクワクしてしまう、といったこともあるようです。
そうした新しい発想は、学外のさまざまな依頼から得られることもあるとのことです。
いずれにしても、新しいことや、まだわからないことに対して「問」を立てることが必要です。これがおもしろいと思えるなら、大学教授に向いているかもしれません。
答えを瞬間的にその場で求められるときは大変ではありますが、好きな研究を続けながら、それに関係したことがらについて話すのですから、やりがいを感じられることでしょう。

入れ替わる学生を研究パートナーとすることの大変さ

大学教授にもよりますが、学生は育てる対象であると同時に、研究や依頼を受けたプロジェクトを推進するパートナーとなる場合も多いようです。
その場合、学生は実力をつけたと大学教授が感じたころに卒業していくケースが多いので、研究室やゼミとしてのチーム力を維持していくのは、なかなかに大変なのだそうです。
また、人口減少社会の中で、大学同士も競争関係にあるため、大学組織の改革も常に必要とされてきますし、直接的な社会貢献への期待(プレッシャー)は以前よりも高まっていると、ある大学教授は話します。
さらに、国際的な場での存在感を出していくことも求められます。これらに対応した研究、組織運営、教育、社会貢献を、限られた個人の時間の中でどう重ね合わせながら成果を上げていくか。大学教授という職種において、バランスを取りながら最大限にパフォーマンスを発揮するために、最も重要かつ大変な部分と言えるかもしれません。

取材協力先 川原 晋

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