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大学教授になるための勉強時間・やり方

大学教授になるための勉強時間・やり方

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大学教授になるには大学や大学院に進学するのが一般的で、授業を中心に勉強しておくことが最低限、必要でしょう。また、専門分野を決める必要もありますが、どうやら専門性を突きつめるだけではだめなようです。大学教授を目指すなかで、どのような取り組みをしておくといいのでしょうか。

社会の求めに自分の研究を合わせる

大学教授になるために一般的には学位を取得しますが、学位を取ったからといって全員が研究職に就けるわけではありません。研究職に就くためには、大学や社会で求められているものに、自分が研究したいと考えている専門分野をどう合わせていくかが重要となってきます。研究の中身そのものも大切ですが、論文や発表の場で「自分の研究はこういう面で役に立つ、生かせる」と、その価値を的確に伝える能力が欠かせません。
研究を社会の中でどう生かすかの視点をみつけるためには、教養がすごく大切だと、話を聞いた大学教授は言います。教養を身につけるには、大学の授業にある教養科目はもちろんのこと、遊びやアルバイト経験といった幅広い体験が大切。意識さえあればどんな場面でも身につくものです。

経験を言語化して積み重ねておく

教養は高校生でも身つけられますが、今のうちからできる・やっておくといいことの一つは、何かしら体験や経験を積んだら、それを言語化しておく作業です。例えば、せっかくいいアイデアが浮かんだのにもかかわらず、その場限りですぐ忘れてしまうようでは意味がありませんしもったいないです。人にわかりやすく解説したり、書きとめておくという作業を行うことで、アイデアが明確になって蓄積されます。絵が得意な人はスケッチするのもいいでしょう。本を読んだ感想を、スマートフォンでブログやSNSに日記のように書いておくことも、立派な言語化になります。
大切なのは、たくさん経験をし、それを積み上げておくこと。
そうした経験は、論文を書く際に役立つこともありますし、あとで見返した際に何かしらのヒントになるような場面も出てくることでしょう。
高校の授業や受験勉強とは少し違いますが、軽い気持ちで続けておくことが大きな財産になってくるはずです。日頃考えていることを言語化して、頭の中を整理する癖をつけておくことをおすすめします。

2025年6月更新
取材協力先
川原 晋

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