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大学教授

専門の研究をもち、大学のゼミや講義で指導する
大学教授になるまでには、助教→講師(専任・非常勤)→准教授→教授と順を追って昇進していくのが一般的。教授には研究室や研究予算が与えられるので、独自の専門分野の研究を続けつつ、学生の指導にもあたる。指導力も重要だが、定期的に学会などで論文を発表したり、研究成果を出していくことも大切な仕事だ。
大学教授
全国のオススメの学校
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大学教授の学校の選び方

POINT
大学教授を目指すなら、高校卒業後の進路は大学。博士号を得るには修士号が、修士号を得るには学士号が必要だからです。どの学部・学科に進むかは自分の興味・関心を最優先して決めましょう。大学教授になるのであれば、何十年もその分野の研究に携わることになるわけですから、本当に好きだと思える、一生をかけて取り組みたい分野の学部・学科を選ぶことが大切です。学部だけでなく大学院についても調べておくと、学部卒業後のプランが描きやすくなります。

大学教授に求められる人物は?適性を知る

POINT
試行錯誤の繰り返しである研究活動を長く続けていくためには、その原動力となる探究心は必要不可欠です。この気持ちがあるからこそ大学教授という仕事を志す人も多く、重要な適性といえます。また、理系であっても文系であっても、研究には論理的思考力が必須です。ものごとを整理して思考を組み立てるのが得意な人は大学教授に向いています。もちろん、教える仕事ですから、コミュニケーション力も大切。なかでも難しいことをわかりやすく伝える力がポイントになります。

大学教授の必要な試験と資格は?

POINT
大学教授になるためには、小学校・中学校・高校の先生のような免許は必要ありません。ただし、大学の教員として働くためには、専門分野に関する高度な知識が不可欠。そのため、一般的には、大学卒業後、大学院に進んで博士号を取得することが求められます。助教や講師として採用されるには、研究論文や研究実績などを提出し、厳しい書類審査と面接を通過しなければなりません。准教授や教授に昇格する際にも、研究業績などの審査が行われます。

大学教授を目指せる学校の学費(初年度納入金)

POINT
大学・短大
初年度納入金
81万 7800円
 ~ 480万円
学費(初年度納入金)の分布
学部・学科・コース数
※ 
記載されている金額は、入学した年に支払う学費(初年度納入金)です。また、その学費(初年度納入金)情報はスタディサプリ進路に掲載されている学費(初年度納入金)を元にしております。卒業までの総額は各学校の公式ホームページをご覧ください。
大学教授の仕事内容

大学教授の仕事内容

大学教授の主な仕事は研究活動と学生への教育です。研究活動は、自分の研究テーマを決め、大学や国などから研究費を得て、実験や調査・分析を重ねて論文を執筆します。教育は、担当する科目のカリキュラムを作成し、講義を行うほか、ゼミで学生の卒業論文や修士論文・博士論文の指導を行います。そのほかでは、学生の就職活動のバックアップなどの役割も求められています。さらに、専門分野に関する知識・経験を生かして、本の執筆やテレビのコメンテーターなどで幅広く活躍することも可能です。

大学教授の気になる?年収・給料・収入

POINT
厚生労働省の調査によると、大学教授の平均年収は1000万円を超えています。准教授からステップアップして大学教授になれるのは、一般的に40代から50代前半にかけてなので、そもそも平均年齢が高いということもありますが、高収入が期待できる仕事であることは確かです。ただし、大学によって教授の年収には違いがあります。また、一般の会社員や公務員と比べると副業に関する制約が少なく、自分の時間もコントロールしやすいので、本の出版や講演、テレビ出演などで副収入を得ることも可能です。

大学教授の就職先・活躍できる場所は?

POINT
大学教授が働く場は、国公私立の大学・短大・大学院です。それぞれの学部・学科(短大の場合は学科、大学院の場合は研究科・専攻)に所属するかたちが一般的です。なお、大学の学部と大学院の研究科は組織として一体化していることも多く、両方で教えている教授もいます。また、大学内の研究センターなどに所属している大学教授もいます。このように拠点はあくまで大学ですが、活躍の場は学会や地域、メディアなど学外にも幅広く広がっています。
  • 研究所
  • 大学

大学教授のズバリ!将来性は?

POINT
大学進学率は上昇を続けていますが、同時に少子化も進んでいます。そのため、今後、大学教授への数的なニーズが飛躍的に伸びていくことは考えにくいでしょう。その一方で、日本は今後、科学技術分野で世界をリードすることを目指しており、重点分野への投資にも積極的。自然科学の分野で先端的な研究に取り組む大学教授への期待は高まっています。そのほか、地域活性化への貢献など、大学の外で期待される役割も大きくなっています。

大学教授を育てる先生に聞いてみよう

大学教授を目指す学生に聞いてみよう

Photo
「コミュニケーション学」に出会い、研究職への夢の扉が開きました!
京都ノートルダム女子大学
国際言語文化学部 英語英文学科 英語教養コース

大学教授のやりがいを聞いてみよう

これから社会に出て活躍する学生を育てることは大学教授にとって大きなやりがいを感じる仕事です。特にゼミは少人数なので、学生との交流の密度も濃く、難しい課題に取り組む中で学生が、自分の指導によって成長していく姿を目の当たりにすることができます。また、自分が興味のある研究に没頭できることも大学教授という仕事の大きな魅力。世界中で、今までに誰も解明していないテーマに取り組むので、納得のいく論文をまとめられたとき、その論文が学会などで高く評価されたときは喜びもひとしおです。

大学教授の志望動機を教えて!

今、世界や日本が抱えている課題は非常に複雑です。このように現地点では誰にも解決できないテーマを解決したいという思いから大学教授を目指す人もいます。最先端の科学技術分野に高い関心をもっていて、自分の研究によって今までにないものを生み出していきたいという気持ちから研究職としての大学教授を志す人も。また、教える仕事に関心があり、「なかでも専門的なことを教えたい」と考えて大学の教員を選ぶ人も少なくありません。
もっと詳しく調べてみよう

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大学教授の1日のスケジュール

COLUMN
大学教授の仕事は大きく3つあり、学生への講義や研究指導といった「教育」と、自分の「研究」、自分の専門性を生かした「社会貢献」です。もちろん大学組織の運営に関する仕事もあります。1日の流れは日によって異なり、1週間単位でスケジュールを組むケースが多いそうです。授業がある1日をもとに見ていきましょう。

大学教授の1年目はどうだった?

COLUMN
大学教授は、一般的な企業などでいえば、係長や課長のような役職とイメージするとよいでしょう。そのため、期間限定の雇用でない専任の大学教員というカテゴリーで考えた場合、就職1年めとしては、准教授がそれに当たるようです。ここでは、准教授としての1年めの過ごし方について見ていきましょう。

大学教授の持ち物を見せて!

COLUMN
大学教授は普段どのようなものをカバンに入れて持ち歩いているのでしょうか。大学教授の仕事に必要なものには、専門書や書類などが考えられますが、大学には研究室のような専用の部屋があることが一般的です。必要なものは部屋に置いていることも多いそうですが、気になるカバンの中身を見せてもらいました。

大学教授に会いに行こう

COLUMN
大学教授に会うためには、基本的に、大学を訪ねることが王道の手段と言えます。大学や研究室の雰囲気を感じることから、自分の将来やりたいことをイメージするため、より具体的に相談するレベルまで、さまざまあるでしょう。大学教授と会うための方法をいくつか見ていきます。

大学教授のキャリアパス

COLUMN
大学教授のキャリアステップを考えるには、まずどのようにして大学教授になるのかという道のりを知っておくことも必要です。大学院を卒業し研究員、助教、准教授などを経て、大学教授になるためのルートについて解説します。さらに大学教授になった後、どのようなことが可能かも見ていきましょう。

大学教授の20年後、30年後はどうなる?

COLUMN
テクノロジーが急速に発達し、特にAI技術の進歩には驚くほどのものがあります。AIが生活や仕事にどのような影響を与えるかが話題になることも多いですが、大学教授という仕事にとって、どう影響するのでしょうか。大学教授の今後について、AIが与える影響や共存の観点から予想してみます。

大学教授になるために今から役立つ経験

COLUMN
大学教授を目指す場合、普通に考えると、研究をしたり生徒に勉強を教えたりという立場になりますので、学校の勉強がかなり役に立つことは想像できます。では、どのような勉強や経験をしておくと将来的に役立つのでしょうか。高校生のときから習慣づけておくといいことも合わせて紹介します。

大学教授になるための勉強時間・やり方

COLUMN
大学教授になるには大学や大学院に進学するのが一般的で、授業を中心に勉強しておくことが最低限、必要でしょう。また、専門分野を決める必要もありますが、どうやら専門性を突きつめるだけではだめなようです。大学教授を目指すなかで、どのような取り組みをしておくといいのでしょうか。

大学教授は自分らしく活躍できる?

COLUMN
大学教授という職種は、男性のイメージが強いですが、女性も多くはありませんが活躍しています。2017年度の学校基本調査によると、大学教授全体における女性の割合は約24%という結果が出ています。最近では女性の大学教授も増えてきていますが、その理由としては働き方の柔軟性が挙げられます。

大学教授の楽しいことと大変なこと

COLUMN
大学教授として働いていて、楽しさや大変さを感じるのは、どのようなことでしょうか。自分が興味をもっている対象について研究することが大学教授の仕事のメインですが、学生に教えることも大切な仕事の一つです。研究と教育の両面に携わる大学教授ならではのポイントを紹介していきましょう。

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