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小学校教諭の楽しいことと大変なこと

小学校教諭の楽しいことと大変なこと

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授業の準備や、学校全体の業務に追われるため、小学校教諭は多忙な毎日を過ごしていますが、そのぶん楽しいこともたくさんあります。児童の成長を間近で感じられることもその一つですが、長期にわたる夏休みの充実度も外せない魅力の一つです。ここでは、教諭の仕事の楽しさ、大変さを見ていきましょう。

夏の長期休暇でリフレッシュ&エネルギーチャージ

赤ちゃんが笑いかけてくれると、大人はとてもしあわせな気持ちになります。同様に6歳から12歳くらいの児童が「先生、ねえねえこれ知ってる?」「先生、○○ができるようになったよ」と笑顔で話しかけてくれるときが、教諭がしあわせを感じる最高の瞬間です。
さらに、前日まで九九の3の段までしかできなかった児童が、ある教材を使ったことで次の日に7の段までできるようになったときには、「この子は本当に頑張ったんだな。おうちに帰って復習してくれたんだな。本当にうれしいな」とやりがいを感じ、それが教諭としての励みや原動力になります。
そして何より、教諭の最大の魅力といえば、夏休みの充実度は外せません。もちろん夏休み中にも出勤があり、教職員の行事、次の学期に向けた準備などがありますが、一般企業と比較すると長期のまとまった休みがとりやすい点は大きなメリット。その最大の魅力を生かして、多くの教諭がリフレッシュ&エネルギーチャージを図っています。海外旅行に出かけたり、キャンプや山登りなどのアウトドアの趣味を徹底的に楽しむ教諭や、絵画、ものづくりなどの趣味を満喫する教諭も多くいます。

たくさんのことを地道に毎日続けていく大変さ

やりがいや楽しいことが多い一方、限られた時間の中で膨大な作業に追われる点が小学校教諭の仕事の特徴でもあります。30人~40人の児童が在籍するクラスの担任を務める場合、翌日の授業の準備はもちろん、全員分のプリントを一枚一枚ていねいに採点しなければなりません。プリントは単に○×をつけるものではなく、その解答から一人ひとりの児童の成長度、問題点などを推し量っていく目線も求められます。さらに、先生のコメントを一人ひとりのプリントに書いていかなければならないため、それだけでも大変な時間と手間がかかります。
また、クラス担任を受け持つ教諭は、児童だけでなく、児童の保護者、きょうだい、祖父母をはじめとする家族の思いや願いを汲み取りながら、その思いに応えていくことも大切な使命といえます。
このように、小学校教諭の仕事には「これはできない」「これは無理」…といったハードルの高い困難な業務は少ないものの、幼い児童の命を守りながら、たくさんのことを地道に毎日続け、時間との闘いを繰り広げていくことが最大の大変さと言えるでしょう。

2025年6月更新

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