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理容師になるために今から役立つ経験

理容師になるために今から役立つ経験

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理容師になるにあたって、どのようなことを勉強すればよいでしょうか。理容師になるために実際に役立つ学校の科目や、将来のために経験しておいたほうがいいことなど、勉強に限らず、高校生のうちにできればやっておくべきことを聞いてみました。

試験への臨み方と英語

理容師の筆記試験はマークシート方式なので、法律や体のしくみ、方程式、理論など暗記が多いのが特徴です。試験合格の下限は60点ですが、1科目でも0点があると不合格になってしまうので、得意分野を伸ばす勉強よりも、広くまんべんなく勉強しておくほうがいいようです。満点は取れなくても、バランス良く勉強したほうが効率が良いでしょう。
科目では英語を勉強しておきましょう。試験科目ではありませんが、これからはさらにグローバル化が進んでいきます。すでに、日本には外国人の居住者が増え、旅行で日本各地を訪れる外国人も多くなっています。例えば、外国人観光客が宿泊するホテルの近くにあるサロンなどでは、ひんぱんに外国人が来店します。外国人のお客さまと円滑なコミュニケーションをとるためにも、話者人口の多い英語を勉強しておくことは決してムダにはなりません。もちろん、英語を日常的に使うよりは日本人を相手にすることのほうが多いのですが、場合によっては将来、海外で活躍する可能性がないとは言えません。自分がどんなところで働きたいのかを想定し、そのためにはどんな科目を勉強すべきか、役に立つのかを見極めておくことが大切です。

理容師になるまでに経験しておいたほうがよいこと

理容師はサービス業です。アルバイトをするならば、コミュニケーション能力の向上に役立つので接客業がおすすめです。明るくどんな人にも話しかけられることは大切ですが、お客さまのなかには話すことが苦手な人もいます。気分が落ち込んでいて今日は話したくない、という日もあるでしょう。そんなときに、相手がどんな状況にいるかを推し量り、察することができるのがコミュニケーション能力の高さです。常に、相手のことを観察し、気づかえるかどうかは、さまざまな経験をしていくうちに養われていきます。
部活に入っている人はぜひ力を入れてください。部活動ではチームで団結する協調性、一つのことを頑張ってやり続ける持久力、先輩に対する礼儀などが自然と身につきます。さらに、苦しい練習を乗り越えて成果を得たときの感動や楽しさなどは、自分の人生にとっていい経験になるからです。部活動を通じて得た友人も大切にしましょう。

かっこいいと思う人やきれいなものを見て美意識を高める

自分の美意識やセンスを磨くことも重要です。高校生になると、活動の場が広がるので世界が開け、会う人の数やタイプも多くなっていきます。かっこいいと思う人やきれいなものを見て美意識を高めておくと、芸術的センスが問われる理容師としては肥やしになることでしょう。
最後におすすめしたいのは、いろいろな髪型を試しておくことです。校則に反しない程度で、自分がしてみたい髪型を経験することや、行ってみたい理容室に行くことはとても勉強になります。あこがれや夢に近づく第一歩です。

取材協力先 山下祥央

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