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理容師の就職先・活躍できる場所は?

理容師の就職先・活躍できる場所は?

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代表的な就職先は理容室になります。理容室のなかでも、チェーン展開している大型サロンや、個人経営の小型サロン、最近では10分1000円などの低価格店などさまざま。
また、あえて美容室に就職するという考え方もあります。美容師にはできないシェービングが武器となり、指名を多く獲得している理容師も多いそうです。そのほか、レディースシェービング専門サロンなども選択肢のひとつです。理容室は平成27年度末現在、全国で約12万4000軒あります。減少が続いているものの、理容師になる人も減っていることから、理容室で働きたいと思った時に就職先がみつからないということはほとんどないと言えそうです。

理容室(大型店)

理容師が活躍する場所として多くの人がまず思い浮かべるのが、理容室だと思います。
主に大都市圏になりますが、何店舗も展開している大型理容室がいくつかあります。これら大型理容室は教育カリキュラムが充実しているため、誰でも努力しだいで一定のレベルまで成長できる特長があります。
また、店舗拡大中の理容室なら、店長やエリアマネジャーなどのポジションも豊富です。福利厚生を充実させている会社が多いのも特長と言えるでしょう。
人数が多いからこそ競争にさらされることもありますが、そういう環境でこそ燃えるタイプの人にとっては、成長の種がたくさんあるおすすめの就職先となりそうです。
また、チェーン展開する1000円カットなどの低価格店が増えています。低価格店ではカットのみを行っているところが多く、短時間で多くのお客さまを対応するスピードが求められます。

理容室(小型店)

個人経営の理容室はお店ごとに個性があり、それが自分に合うのであれば働きやすい環境と言えるでしょう。
「働く男の時間に合わせて22:30まで営業!作業着でも来店OK」「営業時間は8:00~21:00。出勤前、仕事後にどうぞ」などと広告している理容室もあります。
オーナーとスタッフの距離が近いところが多く、技術あるオーナーの間近で働き、技術や経営ノウハウを学べるのもメリットです。
店舗規模がコンパクトだからこそスタッフとお客さまの距離が近く、リピーター率も高いため、地域密着のアットホームな理容室が目立ちます。

理容・美容併設店

1階が理容室、2階が美容室といった、理容・美容併設店も最近では増えてきています。
これらの店舗ではトータルビューティーを掲げていることが多く、ヘッドスパなどのメニューも充実しています。厚生労働省が平成26年に出した「理容業の振興指針」でも、「整髪、顔そり、洗髪等のサービスメニューを主体としつつ、さらに、全身エステティック、育毛・スキャルプトリートメントなど、利用者の多様なニーズを踏まえた新たなサービスを積極的に採り入れ、サービスの多様化を図り、付加価値を高めていくことが求められる」(一部抜粋)とあり、多彩なサービスを提供できる理容・美容併設店は今後も拡大が期待できます。
なお、こういったお店では、赤・白・青の3色の稿模様がクルクルと回転するサインポールはあえて小さいものを選んでつけているようです。

シェービング専門サロン

理容師免許を生かしながら「美」をきわめるスペシャリストを目指す道もあります。例えば、レディースシェービング専門店では、女性理容師が多数活躍しています。こうしたお店ではブライダルシェービングメニューをそろえているところが多く、顔そり以外に、手の甲・指、うなじ、背中のシェービングを行います。また、頭皮マッサージやフェイシャルマッサージ、デコルテのケアなどの施術もあるため技術の習得が求められます。

オーナーになる

多くの理容師にとってのゴールは、自分のお店をもつことかもしれません。技術力、資金、人脈、経営力が備わった先にそのゴールはあります。全国の理容室を見てみると、オーナーの個性によってお店のコンセプトも本当にさまざまです。男性専用ヘアサロンもありますし、まるで男の秘密基地のようなお店もあれば、女性2人による「女性目線で、清潔感があり頼れる男性へとプロデュース」がコンセプトのお店も。数ある理容室、美容室の中から選ばれるためには、個性ある店づくりは必須ですし、広告宣伝も重要です。

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